ロサンジェルス・エンジェルスの大谷翔平は、今季の登板が正式になくなった。予定では10月3日に敵地シアトル・マリナーズ戦で投げる可能性があったものの、ジョー・マッドン監督と話し合った結果、今季の投手としての役割を終了し、打撃に集中することになった。
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リアル二刀流で奮闘した現地時間27日のマリナーズ戦では、7回10奪三振5安打1失点と好投したが、打撃の援護に恵まれずに星がつかず。
次の登板で、10勝目、そして1918年ベーブルース以来103年ぶりの同一シーズン「2桁勝利&2桁本塁打」への期待が高まっていただけに、今回の決定は残念と嘆くファンも多いことだろう。しかも大谷は今季マリナーズに対しては2回の先発(13イニング)でわずか3つの自責点しか与えず、奪った三振は20、与四球は1個という輝かしい成績を収めていた。
今季、大谷は投手として130回1/3を投げ、9勝2敗、防御率3.18、156奪三振をマーク。
米専門メディア『FAN SIDED』のエヴァン・デサイ記者は彼の9勝2敗という成績を見ると、「ほろ苦い気持ちになる」と本音を吐露した。
「彼の記録が素晴らしいものであることに興奮しているが、もう一方ではチームメイトからの援護射撃がなかったために、2桁の勝利を挙げられなかったことを残念に思う。しかし、オオタニの存在は誰もが知っているし、彼は今年のチームの中で最高の投手だった。彼はシーズンを通してチームを背負っていた。エンジェルスは彼に何の休みも与えなかった。登板した日はもちろん、登板の前後にもヒットを打っていた。オオタニには休養日がなく、それでもマウンドで大きな数字を残した。投げ終わった後も試合に残り、外野手としてプレーすることで、打線を維持することもできた」
今季はもう、投手としての大谷の雄姿は見ることはできないが、打者としての活躍は残り3試合で十分に見ることができる。本塁打王争いにおいては現地29日に48号を放ったカンザスシティ・ロイヤルズのサルバドール・ペレスに引き離された感はあるが、最後に一気に追い付く可能性もある。登板がなくなった分、残りの試合は彼のバットから響く快音にますます注目が集まることになりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
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リアル二刀流で奮闘した現地時間27日のマリナーズ戦では、7回10奪三振5安打1失点と好投したが、打撃の援護に恵まれずに星がつかず。
次の登板で、10勝目、そして1918年ベーブルース以来103年ぶりの同一シーズン「2桁勝利&2桁本塁打」への期待が高まっていただけに、今回の決定は残念と嘆くファンも多いことだろう。しかも大谷は今季マリナーズに対しては2回の先発(13イニング)でわずか3つの自責点しか与えず、奪った三振は20、与四球は1個という輝かしい成績を収めていた。
今季、大谷は投手として130回1/3を投げ、9勝2敗、防御率3.18、156奪三振をマーク。
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「彼の記録が素晴らしいものであることに興奮しているが、もう一方ではチームメイトからの援護射撃がなかったために、2桁の勝利を挙げられなかったことを残念に思う。しかし、オオタニの存在は誰もが知っているし、彼は今年のチームの中で最高の投手だった。彼はシーズンを通してチームを背負っていた。エンジェルスは彼に何の休みも与えなかった。登板した日はもちろん、登板の前後にもヒットを打っていた。オオタニには休養日がなく、それでもマウンドで大きな数字を残した。投げ終わった後も試合に残り、外野手としてプレーすることで、打線を維持することもできた」
今季はもう、投手としての大谷の雄姿は見ることはできないが、打者としての活躍は残り3試合で十分に見ることができる。本塁打王争いにおいては現地29日に48号を放ったカンザスシティ・ロイヤルズのサルバドール・ペレスに引き離された感はあるが、最後に一気に追い付く可能性もある。登板がなくなった分、残りの試合は彼のバットから響く快音にますます注目が集まることになりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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