MLB

「他の選択肢はない!」大谷翔平のア・リーグMVPを米記者が確信! ゲレーロJr.には「現代のルースと競った場合は違う」と断言

THE DIGEST編集部

2021.10.03

ア・リーグMVPの最有力候補と目されている大谷。はたして日本人選手2人目の受賞は叶うのか。(C)Getty Images

 レギュラーシーズンも、いよいよ残り1試合となったメジャーリーグ。白熱するプレーオフ争いとともに、個人タイトルへの注目度もさらに上昇している。

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 そこで現地時間10月2日、米日刊紙『Newsday』のコラムニストであるデイビッド・レノン氏は、シーズン終了後の表彰を予想した記事を寄稿。アメリカン・リーグMVPには、投打で旋風を巻き起こした大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)をピックアップし、「他の選択肢はない」と断言した。

 開幕から二刀流で活躍を続ける大谷が、ここまで圧巻のパフォーマンスを見せているのは周知のとおりだ。打っては45本塁打、99打点、長打率.588などとハイアベレージをマーク。投げても自己最多の9勝(2敗)を挙げ、奪三振率10.77とリーグ屈指の数字を残している。
 
 一方、ライバルのブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)について、同氏は「驚異的なスラッシュライン(打率.311、出塁率.400、長打率.597)を記録し、優勝候補のチームに貢献している」と偉業を認めつつも、「通常のシーズンならトロフィーを手にできるが、現代のベーブ・ルースと競った場合は違う」と指摘する。

 さらに「チーム内で最高の打者と投手であること以上に価値のあることなんてあるだろうか?」と大谷に太鼓判を押すと、「エンジェルスが地区4位に終わることは問題でない。オオタニがいなかったらどうなっていたかを想像してみてほしい」と読者へ呼びかけた。

 すでに大谷とゲレーロJr.の2選手で絞られた感のあるア・リーグMVP争い。はたして、この争いを制するのはどちらとなるのだろうか。全世界がその審判に注目している。

構成●THE DIGEST編集部

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