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「なんて美しいんだ!」大谷翔平が放った“最終戦弾”に名将マッドンも心酔!100打点到達を祝福「再現は彼しかできない」

THE DIGEST編集部

2021.10.04

46号ソロで自身の歴史的シーズンに花を添えた大谷(左)。この一発にマッドン監督(右)も充実した表情を浮かべた。(C)Getty Images

 歴史的活躍の二刀流スターが"有終の美"を飾った。

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 現地時間10月3日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたシアトル・マリナーズとのレギュラーシーズン最終戦に「1番・DH」で先発出場。11試合ぶりの46号ソロを含む、3打数1安打1打点と目に見える結果を残し、7対3とチームの勝利に貢献した。

 最大の見せ場となったのは、初回の第1打席だ。相手先発の左腕タイラー・アンダーソンと対峙した大谷は、カウント1-1から投じられた86.4マイル(約139.0キロ)のカッターをフルスイング。快音とともに飛び出したその打球は、あっという間にライトスタンドへと運ばれていった。
 
 打球速度112.9マイル(約181.7キロ)を記録したこの一発には、エンジェルスを率いるジョー・マッドン監督も「なんて美しいんだ!」と称賛しきり。「彼が投球されるのは、リードオフの時だけだろう。本当に素晴らしかった。彼はもう1つの本塁打、そして100打点目を手にしたんだ」と偉業を伝えている。

 さらに、このシーズン100打点は、日本人として松井秀喜(2007年、ニューヨーク・ヤンキース)以来2人目の快挙だ。「素晴らしかった、本当に素晴らしかった」と目を細めると、今シーズンの快進撃について「将来的にも、これを再現できるのは、彼しかいないだろう」と振り返った。

 ついに偉業尽くめの2021年シーズンが幕を閉じた大谷。いよいよ審判が下されるアメリカン・リーグのMVPにも期待が高まる。

構成●THE DIGEST編集部

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