MLBで新たに“二刀流”を目指す選手が現れた。
現地時間10月8日、アメリカン・リーグ地区シリーズ第2戦のタンパベイ・レイズ戦を前した会見で、ボストン・レッドソックスの外野手アレックス・バーデュゴが、このオフから投手練習を始めると明言した。
【動画】スーパーキャッチを披露!“二刀流”志望のエネルギッシュなプレーをチェック
今季146試合に出場し、打率.289、出塁率.351、長打率.426、13本塁打、32二塁打、63打点を記録した25歳は、「来年からすぐに投げるかどうかは分からないけど、必ず2023年までに“二刀流”の選手になりたい。先発から全てをやるオオタニではなく、ただリリーバーになりたいだけだ」と明かした。
アリゾナ州のサフアロ高校時代(2013-14)の10試合(先発は9試合)で4勝3敗、防御率2.26、93奪三振、31四球をマークしていたバーデュゴ。ジュニア時代の成績はさらに良く、14試合(先発は9試合)10勝0敗、防御率1.29、130奪三振、29四球と、なかなかの腕前の投手だったのだ。
好投手として学生時代を過ごした彼が、ふたたびマウンドに上がりたいと希望した。
「うまくいけば速球で90前半から中盤が出て、興奮していれば97マイル(約156.1キロ)は投げられる。カーブ、スライダーは持ってるし、そしてナックルカーブも投げられて、それが持ち球となる」
シーズンオフに肩の強化や遠投など取り組む予定の25歳は、「色々試す必要はあるだろう。粘着性物質が禁止になったのでカーブは自信ないけど、色々試すのは楽しいと思う」と前向きな姿勢を見せている。
一方、チームを指揮するアレックス・コーラ監督は「実際に調子は上向きだが、しっかりケアしてスプリングトレーニングに向けて準備する必要がある」と慎重な姿勢を見せている。
バーデュゴの投手復帰が叶えば、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)に次ぐ“二刀流”となる。MVP候補に目される“二刀流”に刺激を受ける選手は、今後さらに出てくるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】スター選手が勢ぞろい! 2020MLBプレーヤーランキングTOP30
現地時間10月8日、アメリカン・リーグ地区シリーズ第2戦のタンパベイ・レイズ戦を前した会見で、ボストン・レッドソックスの外野手アレックス・バーデュゴが、このオフから投手練習を始めると明言した。
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今季146試合に出場し、打率.289、出塁率.351、長打率.426、13本塁打、32二塁打、63打点を記録した25歳は、「来年からすぐに投げるかどうかは分からないけど、必ず2023年までに“二刀流”の選手になりたい。先発から全てをやるオオタニではなく、ただリリーバーになりたいだけだ」と明かした。
アリゾナ州のサフアロ高校時代(2013-14)の10試合(先発は9試合)で4勝3敗、防御率2.26、93奪三振、31四球をマークしていたバーデュゴ。ジュニア時代の成績はさらに良く、14試合(先発は9試合)10勝0敗、防御率1.29、130奪三振、29四球と、なかなかの腕前の投手だったのだ。
好投手として学生時代を過ごした彼が、ふたたびマウンドに上がりたいと希望した。
「うまくいけば速球で90前半から中盤が出て、興奮していれば97マイル(約156.1キロ)は投げられる。カーブ、スライダーは持ってるし、そしてナックルカーブも投げられて、それが持ち球となる」
シーズンオフに肩の強化や遠投など取り組む予定の25歳は、「色々試す必要はあるだろう。粘着性物質が禁止になったのでカーブは自信ないけど、色々試すのは楽しいと思う」と前向きな姿勢を見せている。
一方、チームを指揮するアレックス・コーラ監督は「実際に調子は上向きだが、しっかりケアしてスプリングトレーニングに向けて準備する必要がある」と慎重な姿勢を見せている。
バーデュゴの投手復帰が叶えば、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)に次ぐ“二刀流”となる。MVP候補に目される“二刀流”に刺激を受ける選手は、今後さらに出てくるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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