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「スタットキャストにガッカリだ」大谷翔平の“キャリア最長弾”に現地識者も驚愕!「説明不可能な距離」【Playback“ショウタイム”/本塁打第17号】

THE DIGEST編集部

2021.10.14

のちに本塁打王を争うようになるペレス(左)の眼前で17号を放った大谷。この特大弾には驚きの声が広がった。(C)Getty Images

のちに本塁打王を争うようになるペレス(左)の眼前で17号を放った大谷。この特大弾には驚きの声が広がった。(C)Getty Images

 2021年のMLBにおいて二刀流で快進撃を続け、文字通り歴史を作った大谷翔平。そんな偉才が放った46本塁打を『THE DIGEST』のヒット記事で振り返る。

 今回取り上げるのは、自己最長の470フィート(約143.3メートル)まで飛んだ一打だ。持ち前のパワーでセンター方向へかっ飛ばした引っ張った打球には、あらゆる賛辞が寄せられ、スタットキャストには“批判的な声”も寄せられた。

記事初掲載:2021年6月9日

【動画】敵投手も脱帽した大谷翔平の470フィートの特大17号をチェック

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 現地時間6月8日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平がカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「2番・DH」で先発出場。今季17号となる特大の2ランホームランを放つ活躍をみせ、チームは8-1で勝利した。

 初回の第1打席、無死一塁で左腕クリス・ブービッチと対峙した大谷は、カウント2-2からの6球目、真ん中に甘く入ったチェンジアップをジャストミート。センター後方へと舞い上がった打球は、自己最長の470フィート(約143.3メートル)という飛距離を記録した。

 3回に回ってきた第2打席では、カーブを捉え右中間を破る二塁打でチャンスメイクし、4番マックス・スタッシの左越え2ランでの追加点に貢献した大谷は、第3打席こそ三振に喫したが、7回の第4打席は四球で出塁。3打数2安打2打点、1四球1三振の活躍ぶりだった。

 エンジェルスの快勝劇もさることながら、やはり話題は大谷の特大アーチに集中。『MLB.com』でデータ分析を担当するデビッド・アドラー氏は、「470フィートの特大弾を打ったオオタニが、シーズン序盤に打球速度119マイル(約191.5キロ)の強打を放ったのを思い出して! さらに彼の防御率は2.76でもある」と絶賛した。

 さらにエンジェルスのラジオ局でホストを務めるトレント・ラッシュ氏は自身のTwitterで、470フィート以上に感じたと、スタットキャストの数字に異議を唱えている。

「実際に目で見た打球とスタットキャストの数字がかなり違って見えて少しガッカリだ。Twitter上で説明することは不可能で、そのボールは非常に激しく遠くまで飛んでいた。事実を確認すると素晴らしいストーリーを台無しにしてしまう。470フィートは正しくない」

 現地見識者らも驚かせたホームラン。これでホームラン数は、再びアメリカン・リーグ2位に浮上した。驚異的な活躍をする26歳は、果たして、今シーズンどこまでの記録を残すのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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