61勝101敗で今シーズンを終え、3年連続でナショナル・リーグ中部地区最下位に終わったピッツバーグ・パイレーツ。ベン・チェリントンGMは「我々は改善したい。チームは着実な成長を望んでいる。勝利するだけでなく、それを維持することが可能な特定のプレーヤーの獲得に焦点を当てる必要がある」とオフシーズンの補強に意気込みを見せている。
その候補のひとつに挙げられるのが、今年8月にパイレーツに移籍し、期待値をはるかに上回る大活躍をした筒香嘉智との再契約だ。
MLB2年目を迎えた今季の筒香は、5月にタンパベイ・レイズを戦力外になり、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍し、8月にパイレーツへと1年で3球団を練り歩いた。レイズとドジャースの2球団では打率1割台、本塁打ゼロと不本意な成績だったものの、8月にパイレーツへ移籍すると、打棒が復活。43試合の出場で打率.268、8本塁打、25打点をマークし、大きな存在感を示した。
地元メディア『DK Pittsburg Sports』のアレックス・シュトゥンプ記者も筒香の今季の予想を上回る活躍に対し、「正直に言うと、私は彼の魅力に気づかず、ほとんど彼を見捨てていた」と本音を漏らした。
現在、筒香との再契約は、ナショナル・リーグでも導入が検討されているDH制次第と言われている。シュトンプ記者は「ツツゴウとの再契約に意味はあるか?もちろんだ」と断定しているが、一方で「彼は一貫して速球に追いつくことができないでいる」と不安材料も指摘している。
筒香の課題である速球への懸念はあるものの、今シーズン終盤の活躍が示すように、対応力が増しているのは確かだ。果たしてパイレーツはどのような決断を下すのか、今後の動向に注目したい。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】新天地で躍動した筒香!最終戦のツーベースヒットをチェック
その候補のひとつに挙げられるのが、今年8月にパイレーツに移籍し、期待値をはるかに上回る大活躍をした筒香嘉智との再契約だ。
MLB2年目を迎えた今季の筒香は、5月にタンパベイ・レイズを戦力外になり、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍し、8月にパイレーツへと1年で3球団を練り歩いた。レイズとドジャースの2球団では打率1割台、本塁打ゼロと不本意な成績だったものの、8月にパイレーツへ移籍すると、打棒が復活。43試合の出場で打率.268、8本塁打、25打点をマークし、大きな存在感を示した。
地元メディア『DK Pittsburg Sports』のアレックス・シュトゥンプ記者も筒香の今季の予想を上回る活躍に対し、「正直に言うと、私は彼の魅力に気づかず、ほとんど彼を見捨てていた」と本音を漏らした。
現在、筒香との再契約は、ナショナル・リーグでも導入が検討されているDH制次第と言われている。シュトンプ記者は「ツツゴウとの再契約に意味はあるか?もちろんだ」と断定しているが、一方で「彼は一貫して速球に追いつくことができないでいる」と不安材料も指摘している。
筒香の課題である速球への懸念はあるものの、今シーズン終盤の活躍が示すように、対応力が増しているのは確かだ。果たしてパイレーツはどのような決断を下すのか、今後の動向に注目したい。
構成●THE DIGEST編集部
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