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「ピッツバーグで変貌を遂げた」筒香嘉智はパイレーツと再契約濃厚?米専門サイトが指摘「双方にとって大きな意味がある」

THE DIGEST編集部

2021.10.22

パイレーツで持ち前の打棒が見せつけた筒香。その去就に熱い視線が注がれている。(C)Getty Images

パイレーツで持ち前の打棒が見せつけた筒香。その去就に熱い視線が注がれている。(C)Getty Images

 ピッツバーグ・パイレーツで“怪物打者”となった筒香嘉智には、現地でも再契約を望む声が多い。

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 メジャー2年目を迎えた今季、タンパベイ・レイズ、ロサンゼルス・ドジャース、そしてパイレーツと3球団を渡り歩いた筒香。前2球団では打率1割台、本塁打ゼロという不本意な結果に終わったものの、144打席に立ったパイレーツでは打率.268、8本塁打、25打点と強い存在感を示した。

 現在FAとなっているサムライの進退へ注目度が高まるなか、現地時間10月21日には、米野球専門サイト『Call To The Pen』が「ピッツバーグ・パイレーツはヨシ・ツツゴウを呼び戻したがっている」と題した記事を掲載。再契約の可能性が高いことを伝えている。
 
 記事内では、著者のデビッド・ヒル記者が「パイレーツに移籍してきたツツゴウには、誰も期待していなかった」と始めると、「レイズやドジャースで炎上し、日本で発揮した能力がメジャーでは通用しないと思われたのだ」と言及。同2球団の成績を見ても、この評価を受けていたのは仕方ないことだろう。

 しかし、筒香は同メディアが指摘するとおり「ピッツバーグで変貌を遂げた」。「自分のスウィングを見つけ、レイズが期待していたような選手になったのだ」と続けると、「パイレーツが必要としているのは間違いない」とも言及。記事の最後では、再契約について「双方にとって大きな意味がある」と断言されている。

「ツツゴウにとって1年の再契約は好都合だ。この生産性を再現できれば、来オフには複数年契約を結ぶことも可能になるだろう。彼は2022年に30歳という年齢なので、まだまだプレーを続けられるかもしれない」

 持ち前のポテンシャルをメジャーでも発揮し始めた筒香。パイレーツのベン・チェリントンGMは再契約の検討に入る方針を明かしているが、はたしてその去就はどうなるのか。今後の展開から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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