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プロ野球

「我々は絶対に崩れません」ヤクルト高津監督が“6年ぶりリーグ頂点”に歓喜!日本一をかけた戦いへ「このチャンスは絶対逃すものではない」

THE DIGEST編集部

2021.10.27

ヤクルトを6年ぶりのリーグ優勝に導いた高津監督。「今はほっとした気分」と笑みをこぼした。写真:滝川敏之

ヤクルトを6年ぶりのリーグ優勝に導いた高津監督。「今はほっとした気分」と笑みをこぼした。写真:滝川敏之

ヤクルト5ー1DeNA/10月26日/横浜スタジアム

 東京ヤクルトスワローズが6年ぶり8度目のセ・リーグ優勝をつかみ取った。

【動画】6年ぶり8度目の優勝!高津監督の胴上げの様子をチェック

 この日、初回に1点を失ったヤクルトだが、直後の二回にはホセ・オスナがサードゴロを打った間に同点。また、三回満塁のチャンスでドミンゴ・サンタナがフェンス直撃のタイムリー二塁打を放つと、その後も中村悠平のタイムリー二塁打が続き、一挙4点の勝ち越しに成功する。

 一方、投げてはヤクルト先発の高梨裕稔が4回1失点と奮闘し、その後は石山泰稚→田口麗斗→高橋奎二→清水昇と無失点の好投。4点リードのまま迎えた9回にはスコット・マクガフがマウンドに上がり、2、3塁と走者を背負うも最後の打者・佐野恵太をファールフライに打ち取った。
 
 就任2年目でヤクルトをリーグ優勝へ導いた高津臣吾監督は、試合後のインタビューで「開幕してからここまでたくさん色々なことがあったので、今はほっとした気分」と安堵の表情。2001年には横浜スタジアムでリーグ優勝を決めた際に胴上げ投手となっているが、今回は指揮官として横浜の宙を舞った。

 さらに「気持ちよく胴上げさせてもらいました」と笑みをこぼすと、今季のヤクルトについて「よく打線が注目されるんですけど、投手力というのがここ数年から今年にかけてアップした。それが今年勝てた要因かなと思います」と“リーグ頂点”の自己理由を分析している。

 また、今年のキャンプ前日には「2年連続最下位の悔しさをもって今シーズンに入っていこうと話をした」という高津監督。「絶対大丈夫です。我々は絶対どんなことがあっても崩れません」と力を込め、今後の日本一をかけた戦いへ「このチャンスは絶対逃すものではないと思っています」と決意と示した。

構成●THE DIGEST編集部

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