長く低迷が続く日本ハムの再建は、ビッグネームに託されるようだ。日本ハムを今季限りで退任する栗山英樹監督の後任として、元球団OBの新庄剛志氏が就任すると言われているのである。

　華麗なプレーと奇想天外なパフォーマンスでプロ野球界を盛り上げてきた新庄氏。敬遠球をサヨナラ打としたり、球宴では史上初の本盗を決めてMVPに輝くなど、派手なプレーでファンを魅了した。日米通算1524安打をマークしたスターは、外野の守備に定評があり、日本ではゴールデングラブ賞を10度獲得した実績を持つ。

　今夏の東京五輪で侍ジャパンを金メダル獲得に導いた稲葉篤紀氏のGM就任が、すでに濃厚となっている日本ハム。来季に向けて大きく体制を変える見通しだ。
  　この一報がTwitterでトレンド入りするなど世間の関心の高さは抜群。「監督兼選手で『代打オレ』やってくれ」「発想は突飛だけど明るい話題で良いと思います」「打線はサイコロとか年齢順かな」「覇気のない今の選手たちにはちょうどいい」「日ハムが笑いに全振り」「久々に野球見るか！」「新庄劇場開幕やなww」「天井から新庄監督現れるのかしら」「パラダイス球団誕生」と楽しみにするファンは多いようだ。

　また、プロ野球OBたちのなかでも話題となっている。巨人などで活躍した上原浩治氏は「やっぱり本当だったのか…」と驚きつつ、「いったい、どんな野球になるんだろうか… 楽しみですね」と期待を寄せた。元西武のGG佐藤氏は、「稲葉GMに新庄監督って絶妙のバランスよね」と記した。

　球界復帰が実現すれば、現役引退した2006年以来16年ぶり。野球界を盛り上げ続ける49歳の動向から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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