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プロ野球

村上宗隆の成長に山田哲人の復活——。6年ぶり8度目のリーグVを飾ったヤクルトの打席成績を振り返る!

THE DIGEST編集部

2021.10.27

山田とともに100打点を超えるなど、チームのリーグ優勝に貢献した村上。写真:滝川敏之

山田とともに100打点を超えるなど、チームのリーグ優勝に貢献した村上。写真:滝川敏之

 10月26日、マジック「2」としていたヤクルトがDeNAに5ー1で勝利。2位の阪神が中日に敗れたため、ヤクルトの6年ぶり8度目となるリーグ優勝が決まった。

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 今季のヤクルトで傑出していたのは、やはりその強力な打線だろう。中でも特に爆発力を持つ村上宗隆は、打率.283、出塁率.413、長打率.576という驚異のスラッシュラインを誇り、岡本和真(巨人)と並ぶリーグ1位タイの39本塁打、112打点(リーグ2位)、OPS.990(リーグ3位)という数字を残している。

 それに加えて、7年契約で残留したキャプテン山田哲人の完全復活も印象的だった。昨年は上半身のコンディション不良などで苦しんだが、今季は打率.272、34本塁打、101打点、OPS.887と安定したパフォーマンスでチームを牽引。その存在がヤクルトにとって大きかったことは間違いない。
 
 このふたりに続いて注目したいのは、扇の要として投手陣を巧みにリードしながら、打席でも.279という高打率をマークした中村悠平。2、6番といったつなぎの役割をこなし、その中で残したこの数字は、“打てる捕手”としての大きな成長を表しているといえるだろう。

 また、トップバッターに定着した塩見泰隆は打率.281、14本塁打という数字をマークし、リーグ3位の21盗塁でも相手守備にプレッシャーをかけた。さらには、39歳の青木宣親も前主将としてチームを支え、ホセ・オスナ、ドミンゴ・サンタナといった勝負強い新外国人選手がチームにフィットしたことも、打線の厚みがもたらされた大きな要因だろう。

構成●THE DIGEST編集部

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