怒涛の“賞タイム”が始まっている。

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　メジャーリーグ選手会は現地時間10月28日、選手間投票で決定する「プレーヤーズ・チョイス・アウォード」各賞の受賞者を発表し、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が両リーグＭVPに相当する「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」、アメリカン・リーグ最優秀野手へ贈られる「アウトスタンディング・プレーヤー」の２部門で栄誉に輝いた。

　すでに『Baseball Digest』、『Baseball America』、『The Sporting News』の３メディアでMVPに選ばれ、先日も『コミッショナー特別表彰』が贈呈されるなど、表彰ラッシュが止まない27歳はこれで今季“６冠目”。同選手会の公式サイトでは、受賞に際して寄せられた本人のコメント動画が掲載されている。
  　まず「ものすごくうれしいですね」と素直な心境を明かした大谷。「もちろんほかの賞もうれしいですけど」と続けると、「やっぱり現場の選手から、実際に戦っている選手からそう言ってもらえるのは特別なことなので。それは僕にとっても特別ですし、本当にうれしいですね」と語っており、今回の喜びはひとしおのようだ。

　さらに、同リーグでプレーをともにするチームメイト、他球団の選手へ向けては「いい選手たちに引っ張られてと言うか、本当に周りで戦っている素晴らしい選手たちのプレーを見ることで、自分も引き上げられているのもあると思うので、そういう意味でも感謝しています」との言葉を送っている。

　最後は「来年以降もそういう高いレベルで競い合えるようなシーズンを送れたら幸せなのかなと思います」と先を見据えた大谷。今後待ち受けるシルバースラッガー賞、アメリカン・リーグMVP、ハンク・アーロン賞の受賞者発表とともに、来季以降の活躍も楽しみで仕方ない。

構成●THE DIGEST編集部

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