2021年のMLBにおいて二刀流で快進撃を続け、文字通り歴史を作った大谷翔平。彼が投手として記録した9勝を『THE DIGEST』のヒット記事で振り返る。
今回、紹介する3勝目の試合で注目されたのは“元三冠王”との対決だ。観客制限解除となったこの日、リアル二刀流で先発した大谷は6回78球を投げ、5奪三振、1失点と粘りの投球を披露。ミゲル・カブレラとの対戦でも、3打席を2つの三振を含むノーヒットと完全に抑え込んでみせた。
記事初掲載:2021年6月18日
【動画】大谷翔平がカブレラを快速球でねじ伏せた奪三振シーンをチェック
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現地時間6月17日のデトロイト・タイガース戦に先発登板した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)と敵主砲のミゲル・カブレラの対決が話題となっている。
今季7度目の“リアル二刀流”を果たした大谷は、6回(78球)を投げて、被安打5、与四球2、失点1に抑えて、3勝目をマーク。新型コロナウイルスの感染拡大による制限が解除されてスタジアムに詰め掛けた3万709人のファンを熱狂させた。
最速98.5マイル(約158.5キロ)のフォーシームを投じる圧巻のピッチングで、3連敗中のチームに漂った悪しき空気を一掃した。そんな大谷とタイガースの4番カブレラの対決は、ファンやメディアの注目を集めた。
軍配は26歳のサムライ戦士に上がった。初回の“初対決”で、カウント2-2からど真ん中に96マイル(154.49キロ)の直球を投げ込んで空振り三振に切ると、4回の第2打席はすっぽ抜けたボールが左ひじに当ててしまったが、6回に迎えた3度目の対戦は、81マイル(約130キロ)の切れ味鋭いスライダーを振らせて、再び三振を奪った。
この両雄によるハイレベルな対決は、現地メディアでも話題だ。米ポータルサイト『Explica』は、「メジャーという大舞台で日本のショウヘイ・オオタニとベネズエラのミゲル・カブレラという祖国を代表するスターが力を比べあった」と大々的に報じた。
「多くの人が見たくてたまらなかった対決だった。日本のエースとベネズエラの史上最高のスラッガーによるマッチアップは、2三振を奪ったオオタニが制したと言っていいだろう」
とりわけ大谷が力でねじ伏せた第1打席の奪三振シーンは、現地でも注目度が上がっており、米メディア『The Athletic』などに寄稿するブレント・マグワイア記者は「ショウヘイ・オオタニはマウンド上での仕事に集中できている。全てが良い感じだった」と自身のツイッターでに記している。
MLBの殿堂入りが有力視されるスラッガーを“ノーヒット”に抑えた大谷は、またひとつ声価を高めたと言えるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
【PHOTO】“歴史的なシーズン”をホームランで締め括る!二刀流で大躍進を遂げた大谷翔平の2021年を厳選!
今回、紹介する3勝目の試合で注目されたのは“元三冠王”との対決だ。観客制限解除となったこの日、リアル二刀流で先発した大谷は6回78球を投げ、5奪三振、1失点と粘りの投球を披露。ミゲル・カブレラとの対戦でも、3打席を2つの三振を含むノーヒットと完全に抑え込んでみせた。
記事初掲載:2021年6月18日
【動画】大谷翔平がカブレラを快速球でねじ伏せた奪三振シーンをチェック
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現地時間6月17日のデトロイト・タイガース戦に先発登板した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)と敵主砲のミゲル・カブレラの対決が話題となっている。
今季7度目の“リアル二刀流”を果たした大谷は、6回(78球)を投げて、被安打5、与四球2、失点1に抑えて、3勝目をマーク。新型コロナウイルスの感染拡大による制限が解除されてスタジアムに詰め掛けた3万709人のファンを熱狂させた。
最速98.5マイル(約158.5キロ)のフォーシームを投じる圧巻のピッチングで、3連敗中のチームに漂った悪しき空気を一掃した。そんな大谷とタイガースの4番カブレラの対決は、ファンやメディアの注目を集めた。
軍配は26歳のサムライ戦士に上がった。初回の“初対決”で、カウント2-2からど真ん中に96マイル(154.49キロ)の直球を投げ込んで空振り三振に切ると、4回の第2打席はすっぽ抜けたボールが左ひじに当ててしまったが、6回に迎えた3度目の対戦は、81マイル(約130キロ)の切れ味鋭いスライダーを振らせて、再び三振を奪った。
この両雄によるハイレベルな対決は、現地メディアでも話題だ。米ポータルサイト『Explica』は、「メジャーという大舞台で日本のショウヘイ・オオタニとベネズエラのミゲル・カブレラという祖国を代表するスターが力を比べあった」と大々的に報じた。
「多くの人が見たくてたまらなかった対決だった。日本のエースとベネズエラの史上最高のスラッガーによるマッチアップは、2三振を奪ったオオタニが制したと言っていいだろう」
とりわけ大谷が力でねじ伏せた第1打席の奪三振シーンは、現地でも注目度が上がっており、米メディア『The Athletic』などに寄稿するブレント・マグワイア記者は「ショウヘイ・オオタニはマウンド上での仕事に集中できている。全てが良い感じだった」と自身のツイッターでに記している。
MLBの殿堂入りが有力視されるスラッガーを“ノーヒット”に抑えた大谷は、またひとつ声価を高めたと言えるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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