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MLB

「もう二度とできないことだ」タイトルラッシュの大谷翔平にブレーブス主砲が賛辞!

THE DIGEST編集部

2021.10.30

様々な表彰を受けている大谷。11月18日発表のアメリカン・リーグMVPも彼のものだろう。(C)Getty Images

様々な表彰を受けている大谷。11月18日発表のアメリカン・リーグMVPも彼のものだろう。(C)Getty Images

 この男は一体いくつ賞を獲るのだろうか。

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、現地時間10月28日に老舗の大手スポーツメディア『The Sporting News』が選ぶ年間最優秀選手賞を受賞した。

【動画】全46本塁打を一挙振り返り!歴史を築いた大谷翔平の活躍をプレーバック

 この賞は1936年に創設され、MLB選手の投票によって選ばれてきたもので、今年は選手184人の投票で決定し、大谷は56%の票を獲得した。2位は今季48本塁打を放ったトロント・ブルージェイズのウラジミール・ゲレーロJr.で29.3%の票を獲得した。

 2020年のナショナル・リーグでこの賞の最多得票数を獲得したアトランタ・ブレーブスの一塁手フレディ・フリーマンは、『The Sporting News』の取材に対し、「彼が日々成し遂げていること、やっていることを見て、一歩下がって見守ることで、ショウヘイ・オオタニの偉大さを実感することができる。彼がやっていることは、もう二度とできないことだ」と述べた。
 
 エンジェルスのジョー・マッドン監督は、同メディアの取材に対し、「実際にプレーしたことのある人でなければ、ショウヘイがやっていることの範囲を理解できるかどうかはわからない。彼は仲間たちからこの賞に選ばれたが、彼らはこの賞に何が必要で、彼が何をしたのか、どれほど重要で、どれほど信じられないことなのかを十分に理解している」とコメントした。

 今季、大谷は二刀流として、打者としては137安打、46本塁打、100打点、102得点、26盗塁、96四球。投手としては9勝2敗、防御率3.18、156奪三振という投打両面で申し分のない成績を残した。

 大谷はすでに米誌『Baseball Digest』で野手部門の最優秀選手、『Baseball America』では年間最優秀選手に選ばれている。また26日には史上16人目となる栄誉ある「コミッショナー特別表彰」を受賞した。そして、11月18日発表のアメリカン・リーグのMVP賞をはじめ、シルバースラッガー賞、ハンク・アーロン賞の最有力候補にもなっている。大谷のビッグアワードの受賞が、今後も球界を沸かせることは間違いない。

構成●THE DIGEST編集部

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