専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

12勝&40本塁打で“神”になる!? 米データサイトが独自検証した大谷翔平の2022年スタッツがスゴイ

THE DIGEST編集部

2021.11.04

投打で異次元の成績を残した今季の大谷。その出色のパフォーマンスは来季も続きそうだ。(C)Getty Images

投打で異次元の成績を残した今季の大谷。その出色のパフォーマンスは来季も続きそうだ。(C)Getty Images

 現地時間11月2日に行なわれたワールドシリーズ第6戦で、アトランタ・ブレーブスがヒューストン・アストロズを撃破。古豪が1995年以来となる世界一に輝き、MLBの2021年シーズンは終わりを迎えた。
【動画】全46本塁打を一挙振り返り!MVP当確と言われる大谷翔平の活躍をプレーバック

 シーズンの終了に伴って各球団のオフシーズンに向けた動きも少しずつ賑わいを見せている。一方で異彩を放った大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)を恋しがる声はいまだ絶えない。

 MLB挑戦4年目のサムライは異次元の力を見せつけた。打者としては155試合に出場し、打率.257、出塁率.372、長打率.592、46本塁打、100打点、103得点、26盗塁、OPS.965をマーク。投手としては130回1/3で自己最多の9勝(2敗)、防御率3.18、156奪三振と、見事な二刀流で球界を席巻した。MLB機構から選出された『コミッショナー特別表彰』など、すでに6つの賞を受賞している大谷は、現地時間11月18日のアメリカン・リーグMVPの獲得も有力視されている。

 そんな27歳の二刀流戦士は、早くも来季の快進撃が期待される。米データサイト『Fan Graphs』は独自の予測システム「Steamer」で、大谷の2022年シーズンの成績を検証。投打で主なスタッツを割り出した。以下の通りだ。

【打撃】
打率=.257
本塁打=40
打点=95
得点=111
盗塁=26
OPS=.894
長打率=.531
WAR=3.7

【投球】
登板=29試合
勝敗=12勝9敗
防御率=3.69
イニング=175
奪三振数=204
奪三振率=10.52
WAR=3.3
 
 いずれも今季と変わらぬ凄まじいスタッツだ。とりわけピッチング面では、渡米後初の2桁勝利に加え、奪三振も200超えの大台に乗る。ちなみに本塁打王争いに絡んだ大谷を苦しめた四球の数は、2021年よりも5つだけ少ない91四球(15敬遠)と見込まれている。あくまでデータに基づいた予測の話だが、来季もライバルたちから勝負を避けられる機会は続きそうだ。

 何はともあれ、期待は膨らむ一方だ。仮に『Fan Graphs』の投打予想が的中すれば、あと1勝だけ及ばなかった大偉業も達成できる。ベーブ・ルースが1918年に作り出した「2桁勝利・2桁本塁打」の記録だ。打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標『WAR』も、合計「7」と高い値が予想されているだけに、いまから日本の至宝の活躍が楽しみでならない。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る

【PHOTO】“歴史的なシーズン”をホームランで締め括る!二刀流で大躍進を遂げた大谷翔平の2021年を厳選!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号