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大谷翔平のMVPオッズが「-5000」に!米専門メディアが指摘するゲレーロJr.との“圧倒的な差”「あまりにも特別で前例がない」

THE DIGEST編集部

2021.11.05

最新オッズで「-5000」に到達した大谷(左)に対し、ゲレーロJr.(右)の数字は? (C)Getty Images

 徐々にオフシーズンのMVP発表が迫るなか、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が下馬評で他を圧倒している。

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 米スポーツ専門メディア『Bleacher Report』は現地11月3日、両リーグそれぞれのMVP最新オッズを特集。「ナ・リーグと違って明らかな大本命がいる」と紹介されたア・リーグでは、1番人気の大谷が「-5000」、2番人気のブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)が「+1200」という数字だ。

 これらの数字は、同メディアが米ブックメーカー『BetMGM』を参照したもの。前者は5000ドル(約57万円)を賭けても、100ドル(約1万1400円)しか儲けが出ない一方で、後者は100ドル(約1万1400円)を賭けたら、1200ドル(約13万7000円)の儲けが出る計算になる。
 
 記事を執筆したミシェル・ブルトン氏は、ゲレーロJr.について「怪物のようなシーズンを過ごしたことに疑いの余地はない」「チームが求めるすべてのことをやってくれた」などと評しつつも、「(大谷が)今季成し遂げたのは、ベーブ・ルース以来見られなかった快挙なんだ」と言及。トピックの最後は次の言葉で締めくくられている。

「もしこれが他のシーズンだったら、ア・リーグのMVPはゲレーロJr.で間違いなかっただろう。しかし、オオタニのクラッチ力、そしてチームを助ける二刀流としてのハイレベルな能力は、あまりにも特別で前例がないものだから、それを単純に見過ごすことはできないんだ」

 すでにMVP受賞がほぼ確実視されている大谷。2001年のイチロー(当時シアトル・マリナーズ)以来となる栄冠を手にできるか。発表は現地時間11月18日だ。

構成●THE DIGEST編集部

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