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MLB

「オオタニに勝つのは至難の業だ」MVP争いにブルージェイズ番記者は白旗モード!「史上最も貴重なシーズンに直面している」

THE DIGEST編集部

2021.11.09

ア・リーグMVPの最終候補3名に残った大谷(中央)、ゲレーロJr.(左)、セミエン(右)。(C)Getty Images

ア・リーグMVPの最終候補3名に残った大谷(中央)、ゲレーロJr.(左)、セミエン(右)。(C)Getty Images

 MVPを争うライバル球団のメディアが、すでに“白旗モード”だ。

【動画】全46本塁打を一挙振り返り!歴史を築いた大谷翔平の活躍をプレーバック

 専門局『MLB Network』は現地時間11月8日、全米野球記者協会の投票によって決まるアメリカン・リーグのMVPファイナリストを発表。ブラディミール・ゲレーロJr.にマーカス・セミエン(ともにトロント・ブルージェイズ)、投打二刀流で躍動した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)という3人が名を連ねた。

 強力な2選手がノミネートされたブルージェイズだが、最終的な受賞に対しては現地でも“望み薄”との見方が強い。ブルージェイズ番を務めるキーガン・マシソン記者は、MLB公式サイトに掲載した記事のなかで、「オオタニに勝つのは至難の業だ」と本音を漏らした。
 
 今季大谷が残した46本塁打、OPS.965、156奪三振、防御率3.18という投打のスタッツを振り返ると、「彼のシーズンは歴史的なものだった」と改めて称賛。「セミエンとゲレーロは、野球界における最高の栄誉にふさわしい選手だが、(今季は)史上最も貴重なシーズンに直面している」との現状を説明した。

 さらに「オオタニは投打を合わせたfWAR8.1で、ゲレーロJr.(6.7)とセミエン(6.6)を上回っている」とスタッツを紹介し、記事の最後では「ゲレーロの全盛期はこれからなので、今回が最後のMVP狙いにはならないだろう」と、はやくも来季以降への期待を綴っている。

 現地時間18日のMVP最終発表まで残り10日。受賞への期待が高まり続ける大谷だが、はたして結果はどう出るのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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