MLB

「2年2000万ドルでカブスだ」FA菊池雄星の去就はどうなる?米移籍専門サイトが予想「キクチの決断は理にかなっている」

THE DIGEST編集部

2021.11.10

選手オプションを行使せずにFAを選んだ菊池。この決断を米移籍専門サイトは「理にかなっている」と評している。(C)Getty Images

 アトランタ・ブレーブスのワールドシリーズ制覇で幕を閉じた2021年のメジャーリーグ。各主要タイトルの表彰が始まるとともに、ファンの注目を寄せているのが今オフの去就動向だ。

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 米最大の移籍情報サイト『MLB Trade Rumors』は現地時間11月8日、「2021ー22年シーズンのMLBフリーエージェント(FA)上位50名を予想」と銘打った特集を掲載。シアトル・マリナーズからFAとなった菊池雄星には、「2年2000万ドル(約22億6000万円)でシカゴ・カブスへ移籍」という予想を立てている。

 今季は開幕から順調に勝ち星を積み上げ、7月までに6勝を挙げるなど過去最高の発進を切っていた菊池。しかし、初選出となったオールスター後に失速を始めると、最終的に先発ローテーションから外されるなど、負け越しの7勝9敗という不本意な成績に終わった。
 
 2022年以降の契約は相互オプションとなっていたが、現地時間11月3日にはこれを破棄してFAを選択。この決断について、記事を執筆したティム・ディアーケス氏は「シアトルでのローテーション入りが保証されておらず、複数年契約の見込みが少なからずある以上、キクチの決断は理にかなっている」と評している。

 また、同サイトの記者3名による受け入れ先の予想はカブスで一致したが、その中には菊池へ「全面的な再起動が必要だろう」との厳しい指摘も。トピックの最後は「ブルージェイズ、タイガース、ツインズ、エンジェルス、レンジャーズ、メッツ、ナショナルズ、カブス、ジャイアンツなどが候補になりそうだ」と球団が列挙されている。

 はたして来季はどの球団でプレーするのか。今後も交渉の行方から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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