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「オオタニとのローテは魅力的」エンジェルスはシャーザー獲りなるか?MLB公式が見解「トラウトも獲得を推している」

THE DIGEST編集部

2021.11.15

二刀流で球界を席巻した大谷(左)。エンジェルス移籍が囁かれるシャーザー(右)とのタッグは実現するだろうか。(C)Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の表彰ラッシュが盛り上がりを見せるなか、MLBでは大物がズラリと並ぶフリーエージェント(FA)市場も徐々に注目度が高まっている。

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 とくに特筆すべき存在が、37歳になっても衰えが見られないマックス・シャーザーだ。今季は夏のトレードでワシントン・ナショナルズからロサンゼルス・ドジャースに入団。移籍後の11登板では7勝0敗、防御率1.98という圧巻のパフォーマンスを披露。FA後は、その移籍先が現地でもさまざまな憶測を広げている。

 現地時間11月12日には、MLB公式サイトが「マックス・シャーザーを獲得する可能性のある8球団」を独自視点でクローズアップ。ドジャース、ニューヨーク・ヤンキース、ボストン・レッドソックス、ナショナルズなどが候補に挙がるなか、そのひとつに大谷の所属するエンジェルスが名を連ねた。
 
 まず、「マイク・トラウトはエンジェルスのシャーザー獲得を推しており、チームに長年欠けていたエースの獲得を期待している」と始めた同サイトは、シャーザーについて「南カリフォルニアで成功しており、2015年のナショナルズ加入後はナ・リーグでも見事なピッチングを見せていた」と紹介した。

 さらに「シャーザーとショウヘイ・オオタニがいるローテーションは魅力的だ」と指摘した著者のマーク・ファインサンド記者は、「6000万ドル(約66億円)ほどのペイロールが外れるエンジェルスには、シャーザーに獲得する余裕があるかもしれない」との予測を示した。

 今季は大谷の快進撃も虚しく、7年連続でポストシーズン進出を逃したエンジェルス。巻き返しを狙う来季へ向けて、シャーザーが獲得できれば、これ以上にない戦力アップになりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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