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「マッチアップの柔軟性が高まる」メジャー挑戦の鈴木誠也に熱視線!米サイトが指摘する「ジャイアンツが契約すべき理由」とは?

THE DIGEST編集部

2021.11.17

現地メディアから熱視線が注がれている鈴木。はたしてどの球団が獲得するのか。写真:THE DIGEST写真部

現地メディアから熱視線が注がれている鈴木。はたしてどの球団が獲得するのか。写真:THE DIGEST写真部

 メジャー挑戦を決断した“天才スラッガー”に現地報道も熱を上げている。

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 11月16日、かねてから移籍が囁かれていた鈴木誠也は、来週中にも正式なポスティング・システム申請の手続きに入る意向を発表。広島カープの日本人では2015年オフの前田健太、19年オフの菊池涼介に続く、史上3人目の同システム利用となった。

 プロ9年目の今季は132試合に出場し、首位打者(.317)と最高出塁率(.433)の打撃タイトル2冠を達成した鈴木。さらに、東京五輪では悲願の金メダル獲得に貢献するなど、国際舞台でも存在感を放った日本の4番には、現地からも高い評価が寄せられている。

 今回の発表を受け、米スポーツサイト『SB Nation』でサンフランシスコ・ジャイアンツの情報を発信している『McCovey Chronicles』は現地時間11月16日、「セイヤ・スズキとは何者なのか、なぜジャイアンツは彼と契約すべきなのか?」と題した特集を掲載した。
 
 著者のヤシ・カーン氏はまず、今季のジャイアンツについて「(バスター・)ポージー以外、ほぼ左打者でチームを構成することが多かった」と打撃面の課題を指摘。それゆえに「彼が右利きなのは(ゲーブ・)キャプラー監督にとってマッチアップの柔軟性を高めることにもなる」という。

 また、鈴木の契約内容を予想した米データサイト『FanGraphs』の「4年4000万ドル(約44億円)」という数字には、「ジャイアンツのように市場で大きなお金を使えるチームにとっては非常に手頃な価格」と反応しており、それも“獲得すべき理由”のひとつにあるようだ。

 このほか、シアトル・マリナーズ、テキサス・レンジャーズ、ロサンゼルス・ドジャースといった球団が獲得候補として報じられている鈴木。はたして今オフにどのような契約が交わされるのだろうか。今後もその動向に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部
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