去る11月16日、広島カープの鈴木誠也が「レベルアップするための段階の中にメジャー挑戦っていうのがあった」と、正式なポスティング・システム申請の手続きに入る意向を明らかにした。
【動画】MLBも魅了する圧倒的な打力! 鈴木誠也が放った特大アーチをチェック
かねてから鈴木のメジャー挑戦は囁かれていた。水面下ではMLB10球団以上が獲得調査に乗り出していると言われ、米メディアでは連日のように、日本のスラッガーの動向に対する報道が続けられている。
そうしたなかで興味深いレポートを掲載したのが、マサチューセッツ州を拠点とする米紙『The Eagle-Tribune』だ。全米で話題となっている鈴木について「MLBで次のスターになる可能性がある」と太鼓判を押し、次のように評した。
「セイヤ・スズキはショウヘイ・オオタニ以来となる国際的に最高の選手としての可能性がある。彼を追い続ける人々は、すぐにMLBで影響を与えることができると確信している」
鈴木を称える記事では、日本の野球を追い続ける専門メディア『JapanBall』のシェーン・バークレイ氏も回答。同氏は27歳の持つポテンシャルについて「あらゆる分野で存在感を発揮できるタイプ」と期待を込め、こう論じている。
「スズキは多くの点でムーキー・ベッツと比べて遜色がない選手であり、日本のベッツと呼んでも良いだろう。それぐらいに彼は個性的な才能の持ち主だ。あれだけの身体能力とパワーと巧みに組み合わせられる選手はほとんどいない。
それができるのは、MLBでもアンソニー・レンドーン、フアン・ソト、もしくはブラディミール・ゲレーロJr.ぐらいだろう。スズキが彼らのレベルに達する保証はできないが、驚くべき打撃アプローチと確かなヒッティングは見せてくれるはずだ。私は彼がMLBでスーパースターとなっても驚かない」
アメリカでもたしかな評価を受ける鈴木。となれば、気になるのはどの球団がベストなのかだが、「今は東海岸でのプレーも日本人はいとわなくなっている」と前置きした同紙は、多くの日本人プレーヤーが在籍してきたボストン・レッドソックスを推挙した。
「レッドソックスは、近年ではダイスケ・マツザカ、ヒデキ・オカジマ、コウジ・ウエハラなど、日本のタレントと強い結びつきがある球団で、おのずと候補に挙げられる。チームのライトには、今季に31本塁打・96打点をマークしたハンター・レンフローがいるが、スズキの国際的な市場価値や日本のベッツ呼べるだけのポテンシャルを考慮すれば、真剣に獲得を狙ってもおかしくはない」
走攻守で輝ける右の強打者として声価はうなぎ上りだ。競合は必至と見られているだけに、鈴木の動向に対する現地報道は、ますます過熱していきそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】いざ、メジャー挑戦へ! 「広島の至宝」鈴木誠也のベストショットを一挙公開!
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かねてから鈴木のメジャー挑戦は囁かれていた。水面下ではMLB10球団以上が獲得調査に乗り出していると言われ、米メディアでは連日のように、日本のスラッガーの動向に対する報道が続けられている。
そうしたなかで興味深いレポートを掲載したのが、マサチューセッツ州を拠点とする米紙『The Eagle-Tribune』だ。全米で話題となっている鈴木について「MLBで次のスターになる可能性がある」と太鼓判を押し、次のように評した。
「セイヤ・スズキはショウヘイ・オオタニ以来となる国際的に最高の選手としての可能性がある。彼を追い続ける人々は、すぐにMLBで影響を与えることができると確信している」
鈴木を称える記事では、日本の野球を追い続ける専門メディア『JapanBall』のシェーン・バークレイ氏も回答。同氏は27歳の持つポテンシャルについて「あらゆる分野で存在感を発揮できるタイプ」と期待を込め、こう論じている。
「スズキは多くの点でムーキー・ベッツと比べて遜色がない選手であり、日本のベッツと呼んでも良いだろう。それぐらいに彼は個性的な才能の持ち主だ。あれだけの身体能力とパワーと巧みに組み合わせられる選手はほとんどいない。
それができるのは、MLBでもアンソニー・レンドーン、フアン・ソト、もしくはブラディミール・ゲレーロJr.ぐらいだろう。スズキが彼らのレベルに達する保証はできないが、驚くべき打撃アプローチと確かなヒッティングは見せてくれるはずだ。私は彼がMLBでスーパースターとなっても驚かない」
アメリカでもたしかな評価を受ける鈴木。となれば、気になるのはどの球団がベストなのかだが、「今は東海岸でのプレーも日本人はいとわなくなっている」と前置きした同紙は、多くの日本人プレーヤーが在籍してきたボストン・レッドソックスを推挙した。
「レッドソックスは、近年ではダイスケ・マツザカ、ヒデキ・オカジマ、コウジ・ウエハラなど、日本のタレントと強い結びつきがある球団で、おのずと候補に挙げられる。チームのライトには、今季に31本塁打・96打点をマークしたハンター・レンフローがいるが、スズキの国際的な市場価値や日本のベッツ呼べるだけのポテンシャルを考慮すれば、真剣に獲得を狙ってもおかしくはない」
走攻守で輝ける右の強打者として声価はうなぎ上りだ。競合は必至と見られているだけに、鈴木の動向に対する現地報道は、ますます過熱していきそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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