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エンジェルスが“現役最強”シャーザーを獲る可能性は? MLB公式が示す懸念「この球団に賭けようと思うだろうか」

THE DIGEST編集部

2021.11.28

移籍先に注目が集まる37歳のシャーザー。大谷が所属するエンジェルスも有力候補のひとつだ。(C)Getty Images

移籍先に注目が集まる37歳のシャーザー。大谷が所属するエンジェルスも有力候補のひとつだ。(C)Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の表彰ラッシュも終わり、メジャーリーグはストーブリーグが盛り上がりを見せている。とりわけ今オフのフリーエージェント(FA)に大物がズラリと並んでおり、例年以上の活況を呈している。

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 注目のひとりとして挙げられるのが、過去3度のサイ・ヤング賞を誇る“現役最強”のマックス・シャーザーだ。今季はシーズン途中にワシントン・ナショナルズからロサンゼルス・ドジャースへ移籍し、2球団で30試合に登板。15勝4敗、防御率2.46、236奪三振をマークするなど、37歳になってもまだまだ衰えは見られない。

 移籍先について様々な情報が飛び交うなか、MLB公式サイトは現地時間11月26日、シャーザーを獲得する可能性が高い10球団をランキング形式で掲載。大谷、マイク・トラウトといった一流スターを要するエンジェルスは、ドジャース、サンフランシスコ・ジャイアンツに次ぐ3位にランクインした。
 
 記事を執筆したウィル・リーチ記者は「ノア・シンダーガードと1年2100万ドル(約24億円)で契約するなら、シャーザーはどれほどの額になるだろう?」と始めると、「トラウトもシャーザーの獲得を切望している」と、球団屈指のカリスマが上層部に働きかけを行なっていることを指摘した。

 ただ、それでもエンジェルスを3位に選定した理由については「上位2球団(ドジャースとジャイアンツ)が昨年、少なくとも106試合に勝利している一方で、彼らはまったくそうではなかった」と説明。さらに37歳のシャーザーの野球人生が「残り時間があまりない」と続け、「いまの彼がエンジェルスに賭けようと思うだろうか?」との懸念を示した。

 はたして来季のエンジェルスはどのような布陣で開幕を迎えるのだろうか。8年ぶりのポストシーズン進出へ向けた今オフの移籍動向から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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