2021年のスポーツ界における印象的な出来事を『THE DIGEST』のヒット記事で振り返る当企画。今回は、MLBのオールスター用ユニフォームをめぐる“批判の声”にクローズアップする。一部からは「史上最低のユニフォーム」とまで評された、そのデザインとは?
記事初掲載:2021年6月26日
――◆――◆――
MLB機構は現地時間6月24日、7月に開催されるオールスター・ゲームで選手が着用する特別ユニフォームを発表した。しかし、あまりに“奇抜”なデザインとあって、メディアやファンから酷評の嵐にさらされることになった。
公開された特別ユニフォームは、ビジター側のア・リーグが紺色、ホーム側のナ・リーグが白色を基調としており、胸元に選手の所属球団のロゴと英語3文字の略称が赤文字で記されている。お世辞にも格好のいいデザインではなく、大手スポーツメディア『Sporting News』のジョー・リベラ記者は「私が見てきたもので、史上最低の野球ユニフォーム」と酷評しているほどだ。
【画像】「史上最低」とも言われるオールスターユニがこれだ その理由としては、着用ルールも影響している。従来のオールスターでは、出場選手以外のプレーヤーは、前日に行なわれるホームラン・ダービーで特別ユニフォームを着ていた。そして本番の試合になると、全員がそれぞれの球団ユニフォームに、特別パッジが縫われたものを使用。これによって、どの球団の選手が出ているのか一目で分かり、それぞれのファンも“推し”の存在を確認しやすかった。
ところが、今年度のオールスターでは、本番では特別ユニフォーム、ダービーで各球団ユニフォームを着ることになっている。しかも、肝心のデザインも評判が良くないとあっては、不評もやむなしだろう。
リベラ記者以外にも、『NY Daily News』は「ロブ・マンフレッドはまた失敗を犯した」として、さまざまな施策で批判の声が集まっているコミッショナーの名前を出して失望のコメントを出すメディアも。同じようにファンからも「これ(ユニフォーム)を考えたやつはクビにすべき」「酷すぎる」といった声が届いている。
今年のオールスターでは、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の出場が当確といっていい状況で日本からの注目度も非常に高い。その中で、球界最高の天才が“残念”なユニフォームを着ることになるとは……。
構成●THE DIGEST編集部
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記事初掲載:2021年6月26日
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公開された特別ユニフォームは、ビジター側のア・リーグが紺色、ホーム側のナ・リーグが白色を基調としており、胸元に選手の所属球団のロゴと英語3文字の略称が赤文字で記されている。お世辞にも格好のいいデザインではなく、大手スポーツメディア『Sporting News』のジョー・リベラ記者は「私が見てきたもので、史上最低の野球ユニフォーム」と酷評しているほどだ。
【画像】「史上最低」とも言われるオールスターユニがこれだ その理由としては、着用ルールも影響している。従来のオールスターでは、出場選手以外のプレーヤーは、前日に行なわれるホームラン・ダービーで特別ユニフォームを着ていた。そして本番の試合になると、全員がそれぞれの球団ユニフォームに、特別パッジが縫われたものを使用。これによって、どの球団の選手が出ているのか一目で分かり、それぞれのファンも“推し”の存在を確認しやすかった。
ところが、今年度のオールスターでは、本番では特別ユニフォーム、ダービーで各球団ユニフォームを着ることになっている。しかも、肝心のデザインも評判が良くないとあっては、不評もやむなしだろう。
リベラ記者以外にも、『NY Daily News』は「ロブ・マンフレッドはまた失敗を犯した」として、さまざまな施策で批判の声が集まっているコミッショナーの名前を出して失望のコメントを出すメディアも。同じようにファンからも「これ(ユニフォーム)を考えたやつはクビにすべき」「酷すぎる」といった声が届いている。
今年のオールスターでは、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の出場が当確といっていい状況で日本からの注目度も非常に高い。その中で、球界最高の天才が“残念”なユニフォームを着ることになるとは……。
構成●THE DIGEST編集部
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