12月27日、ソフトバンクの岩嵜翔が、中日に移籍することが決まった。国内フリーエージェント（FA）権を行使してソフトバンクに加入した又吉克樹の人的補償選手として指名を受けた。この決定に元ソフトバンクの絶対的エース・斉藤和巳氏がインスタグラム（＠kazumi.66）を更新し、自身の思いを綴った。

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　自主トレも一緒にしてきた思い入れが強い岩嵜に対し「正直ビックリした。移籍が決まった事の連絡も受けた。本人は『必要としてもらった事が嬉しい』と言ってた。それは本心やと思う。でもどこか寂しさも絶対あったはず。それでも“有り難い”と語った翔が、プロとしての姿を感じると共に…入団当時から知ってる翔の姿はそこにはなかった」と驚きとともに成長ぶりを称えた。

　続けて「翔の力はまだまだ出し尽くせてない。まだまだこんなもんやない！2022年のシーズン…“中日ドラゴンズ”に行って誰もが良かったと思える年になる事を願ってる。翔よ！見せつけてやれ！ただ…力み癖があるから、そこは注意しよう」とエールを送り、優しくアドバイスをした。
  　岩嵜は球団を通じて「来年、再起をかけたシーズンと見据えていたので、今回の移籍をチャンスと捉え、自分を選んでいただいた中日球団に感謝しつつ、精一杯のピッチングができればと思います」と意気込みを見せた。新天地での活躍に期待が高まる。

構成●THE DIGEST編集部