現在メジャーリーグでは、ロックアウトのために移籍等の交渉を含めてすべての活動が停止されており、フリーエージェント(FA)の選手にとっては気が気でならない状況が続いている。
その選手の中の一人が、シアトル・マリナーズとの来季の年俸1300万ドル(約14億3000万円)の選手オプションを拒否し、FAとなった菊池雄星である。
メジャー3年目を迎えた菊池は昨季、29試合(157回)を投げて7勝9敗、163奪三振、防御率4.41をマーク。前半戦は好調で、4月29日のヒューストン・アストロズ戦では7回1死まで無安打という快挙を見せ、初のオールスターにも選ばれた。しかしながら、後半戦に入ってから急失速し、最終的に先発ローテーションから外されるという苦いシーズンを送った。それでも年間奪三振163はチームトップの数字だ。
移籍情報を取り扱う米サイト『MLB Trade Rumors』は11月8日にMLBフリーエージェントトップ50を発表したが、そのうち20人の選手が現時点で未契約であるという。
「キクチは、まだ30歳であり、健康面の心配もない。今シーズンの防御率は4.41だが、この左腕には上昇志向があり、ロックアウト解除後の人気ターゲットとなるはずだ」
同メディアが高く評価する菊池には、新天地としてニューヨーク・ヤンキースをはじめ、ニューヨーク・メッツ、トロント・ブルージェイズといった複数の球団の名前が挙がっているようだ。
ロックアウトの出口はまだ見えないが、先発投手としてさらなる活躍ができるフィールドを求めて、3年間プレーしたマリナーズを離れる決断をした菊地。来年はどの地のマウンドで、その雄姿が見られるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
その選手の中の一人が、シアトル・マリナーズとの来季の年俸1300万ドル(約14億3000万円)の選手オプションを拒否し、FAとなった菊池雄星である。
メジャー3年目を迎えた菊池は昨季、29試合(157回)を投げて7勝9敗、163奪三振、防御率4.41をマーク。前半戦は好調で、4月29日のヒューストン・アストロズ戦では7回1死まで無安打という快挙を見せ、初のオールスターにも選ばれた。しかしながら、後半戦に入ってから急失速し、最終的に先発ローテーションから外されるという苦いシーズンを送った。それでも年間奪三振163はチームトップの数字だ。
移籍情報を取り扱う米サイト『MLB Trade Rumors』は11月8日にMLBフリーエージェントトップ50を発表したが、そのうち20人の選手が現時点で未契約であるという。
「キクチは、まだ30歳であり、健康面の心配もない。今シーズンの防御率は4.41だが、この左腕には上昇志向があり、ロックアウト解除後の人気ターゲットとなるはずだ」
同メディアが高く評価する菊池には、新天地としてニューヨーク・ヤンキースをはじめ、ニューヨーク・メッツ、トロント・ブルージェイズといった複数の球団の名前が挙がっているようだ。
ロックアウトの出口はまだ見えないが、先発投手としてさらなる活躍ができるフィールドを求めて、3年間プレーしたマリナーズを離れる決断をした菊地。来年はどの地のマウンドで、その雄姿が見られるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部