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MLB

「トラウトのキャリアを無駄にしている」批判の声にエンジェルス名物OBが反発!「これを聞くとなんだかイライラする」

THE DIGEST編集部

2022.01.10

昨季はケガで離脱していたトラウト。主砲の戦列復帰はエンジェルスにとって好材料だ。(C)Getty Images

昨季はケガで離脱していたトラウト。主砲の戦列復帰はエンジェルスにとって好材料だ。(C)Getty Images

 昨季は大谷翔平の二刀流フィーバーも虚しく、77勝85敗のアメリカン・リーグ西地区4位に終わったロサンゼルス・エンジェルス。大谷以外にもマイク・トラウト、アンソニー・レンドンといった強力な戦力を擁しながら、7年連続でプレーオフ進出を逃しているのが現状だ。

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 こうした成績に対し、厳しい評価を下すファンも少なくない。なかでも「エンジェルスがトラウトのキャリアを無駄にしている」との声は数年前からあがっているが、これに今回は球団OBが反発の意を示している。エンジェルスの情報を発信する専門メディア『Halo Hangout』がその内容を取り上げた。

「この言葉を聞いたり読んだりすると、なんだかイライラしてしまうんだ」と感想を明かしたのは、地元放送局『Bally Sports West』で解説者を務めるマーク・グビザ氏。記事によると、グビザ氏は、トラウトの活躍について「歴代の名選手たちと比べても、誰もやっていないことを成し遂げている」と称賛しているという。
 
 メジャーで11年間プレーしながらも、まだポストシーズンで3試合しか戦ったことがないトラウト。しかし、そのなかでMVPを3度受賞し、球界最大のスーパースターとして君臨してきた。同サイトが指摘するとおり、「少なくとも史上最高の選手として地位を確立してきた」のは間違いない事実だ。

 さらに「トラウティとオオタニがポストシーズンに出場するのは、魔法のようなこと」と続けたグビザ氏は、エンジェルスの課題について「マウンド上で安定すること」だと言及。また、今オフの補強状況には「ローテーションとブルペンにかなり良い腕が加わった」と高評価を下し、2022年の躍進に胸を膨らませている様子だ。

 昨季は右ふくらはぎのケガで36試合出場にとどまったトラウトだが、その間に大谷が飛躍のシーズンを過ごした。それぞれ万全の態勢で迎える2022年は、はたしてどんなパフォーマンスが見られるのだろうか。その期待は高まるばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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