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MLB

ドジャースやヤンキース!? 海外メディアが選定した鈴木誠也獲得が有力視される5球団はどこか?「ロックアウト前から――」

THE DIGEST編集部

2022.01.15

長期化の様相を呈しているMLBのロックアウト。そのなかでも鈴木に対する関心度は落ち込んでいない。(C)THE DIGEST

長期化の様相を呈しているMLBのロックアウト。そのなかでも鈴木に対する関心度は落ち込んでいない。(C)THE DIGEST

 現地時間1月13日、新労使協定を巡るMLBのオーナー陣と選手会による折衝が行なわれた。昨年12月にロックアウトが実施されて以来、全くの平行線を辿っていた両者がふたたび動いたのだ。
【動画】MLBスカウトをも唸らせる一撃! 鈴木誠也が放った特大アーチをチェック

 しかし、1時間以上に及んだ話し合いの結果は物別れに……。米放送局『ESPN』など複数メディアの報道によれば、協定の根幹を担うFA制度やぜいたく税制度などの改善案をMLB側が提出したが、選手会は納得せずに合意に至らなかったようだ。

 さらなる長期化の気配も漂い、春季キャンプと新シーズン開幕も後ろ倒しが必至と見られている。まさしく異常事態にあって、小さくない話題を振りまいているのが、広島からメジャー挑戦を狙っている鈴木誠也だ。

 ロックアウトの影響もあって、ポスティングシステムの施行後に、MLB球団との話し合いが中断となった鈴木は、交渉期間を21日も残した段階で“宙ぶらりん”の状態となっている。

 だが、攻守の両面で違いを生み出せる27歳には水面下でMLBの複数球団が接触。米スポーツ専門メディア『The Athletic』は1月13日の特集記事内で、人気銘柄ぶりを証明するレポートを伝えた。
 
「スズキは全30球団に契約可能選手として通知されてから、すでに10~12球団とオンラインによる話し合いを進めている」

 およそ半分の球団が興味を抱いているとは、やはり鈴木の実力は驚くべきものがある。では、実際に具体的な交渉を進めている球団はどこなのか。『The Athletic』の情報をもとに現状をまとめた中南米の野球専門メディア『El Field』は、次のように論じた。

「ロックアウトが明けた後、スズキ側と交渉を優先的にされると見られているのが、ロサンゼルス・ドジャース、ニューヨーク・ヤンキース、サンフランシスコ・ジャイアンツ、タンパベイ・レイズ、サンディエゴ・パドレスの5球団だ。彼らはいずれもロックアウト前から熱心に話し合いを進めていたと見られている」

 先述の『The Athletic』の特集記事内で「まだとても迷っている。多くの球団が印象に残ったので毎日眠れない」と話している鈴木は、ヤンキースやドジャースといった名門に移籍するのか。その動向は文字通り世界が注目しているだけに目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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