MLBのロックアウトが解決へ向け、徐々に動き出している。3月31日(現地)に予定されている開幕を無事迎えるためには、2月28日までに妥結しなければならない。オーナー側、選手会側とも開幕延期は避けたいという点では一致しており、28日までに妥結する可能性は十分ある。
新たな労使協定が結ばれれば、今度は眠っていたFA市場が一気に動き出す。ポスティングでメジャー移籍を目指す鈴木誠也の入団先も、そう遠くないうちに決まるだろう。
鈴木の入団先をめぐっては、多くのチームが候補に挙がってる。ここで改めて、有力候補とされるチームの現状をまとめ、どこが最も「フィット」しているのか考えてみよう。
●ジャイアンツ
複数の記者から最有力候補に挙げられているのがジャイアンツだ。昨季は球団記録の107勝を上げて宿敵ドジャースの地区V9を阻止。下馬評を覆しての地区優勝で球界を驚かせた。
リーグ最多241本塁打を放った強力打線が売りだが、外野は複数の選手を入れ代わり立ち代わり起用し、絶対的なレギュラーは不在。ライトのマイク・ヤストレムスキーはセンターも守れるとあって、ポジション的な問題は難なく解決できる。補強資金も潤沢にあり、獲得の障壁となるような要素は見当たらない。有力候補に挙げられるのも納得だ。
●マリナーズ
ジャイアンツと並んで有力候補とされているのが、日本人選手とも縁が深いマリナーズ。確かに、得点力向上はオフのテーマでもあるのだが、鈴木がその解決策として最も有効なのかと言われると首をかしげたくなる。
外野陣にはライトに昨季39本塁打のミッチ・ハニガー、センターに20年新人王のカイル・ルイス、レフトにスター候補ジェレッド・ケルニックがいる。さらに、ケルニック以上のスター候補で、昨年の東京五輪にも出場したフリオ・ロドリゲスが今季中にもメジャー昇格してくる。
新たな労使協定が結ばれれば、今度は眠っていたFA市場が一気に動き出す。ポスティングでメジャー移籍を目指す鈴木誠也の入団先も、そう遠くないうちに決まるだろう。
鈴木の入団先をめぐっては、多くのチームが候補に挙がってる。ここで改めて、有力候補とされるチームの現状をまとめ、どこが最も「フィット」しているのか考えてみよう。
●ジャイアンツ
複数の記者から最有力候補に挙げられているのがジャイアンツだ。昨季は球団記録の107勝を上げて宿敵ドジャースの地区V9を阻止。下馬評を覆しての地区優勝で球界を驚かせた。
リーグ最多241本塁打を放った強力打線が売りだが、外野は複数の選手を入れ代わり立ち代わり起用し、絶対的なレギュラーは不在。ライトのマイク・ヤストレムスキーはセンターも守れるとあって、ポジション的な問題は難なく解決できる。補強資金も潤沢にあり、獲得の障壁となるような要素は見当たらない。有力候補に挙げられるのも納得だ。
●マリナーズ
ジャイアンツと並んで有力候補とされているのが、日本人選手とも縁が深いマリナーズ。確かに、得点力向上はオフのテーマでもあるのだが、鈴木がその解決策として最も有効なのかと言われると首をかしげたくなる。
外野陣にはライトに昨季39本塁打のミッチ・ハニガー、センターに20年新人王のカイル・ルイス、レフトにスター候補ジェレッド・ケルニックがいる。さらに、ケルニック以上のスター候補で、昨年の東京五輪にも出場したフリオ・ロドリゲスが今季中にもメジャー昇格してくる。