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MLB

エンジェルスがプレーオフに進むには?マーリンズ元社長が改革案を提示「モレノの停職、レンドーンのトレード、オオタニの契約延長だ」

THE DIGEST編集部

2022.03.14

エンジェルスの未来設計において、大谷は欠かせぬ存在だと言えるだろう。(C)Getty Images

エンジェルスの未来設計において、大谷は欠かせぬ存在だと言えるだろう。(C)Getty Images

 MLB機構と選手会が3月10日(日本時間11日)、ようやく合意に達し、99日間も続いたロックアウトが明けた。これにより春季キャンプは3月13日(同14日)に、オープン戦は3月17日(同18日)に始まることが決まった。開幕試合は3日遅らせた4月7日(同8日)で、ダブルヘッダーなどを挟み、予定通り162試合が行なわれる。

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 大谷翔平が所属するロサンゼルス・エンジェルスは昨季、右ふくらはぎの故障で5月中旬に離脱した主砲マイク・トラウトがカムバックする予定だ。投手はニューヨーク・メッツからノア・シンダーガードを獲得。今季は8年ぶりとなるプレーオフ進出へのチャンスと言えるだろう。

 海外スポーツ専門メディア『Essentially Sports』によるとマイアミ・マーリンズの前社長であるデビッド・P・サムソン氏は、ファンとのやり取りのなかで、仮に自身がエンジェルスの社長になった場合、エンジェルスがプレーオフ争いに加わるための3つの改革を提案したという。

 その3つの改革とは、エンジェルスの現オーナーである「(アルテ・)モレノの停職」、次に三塁手の「(アンソニー・)レンドーンのトレード」、そして最後に「オオタニとの契約延長」だという。
 
 大谷とエンジェルスとの契約は2023年オフまでとなっており、現在の契約が切れるとフリーエージェントになってしまう。

 昨季の大谷は打っては本塁打王争いに最後まで絡む46ホーマーを放ち、100打点、103得点をマーク。投げても23先発で130.1回、防御率3.18、156奪三振と圧巻のパフォーマンスを披露し、数々の球界の歴史を塗り替えてきた。オフには日本人初のアメリカン・リーグ満票MVPを成し遂とげ、コミッショナー特別表彰、シルバースラッガー賞など数々の賞を手にしてきた。

 そしてなんと言ってもファンから愛され、絶大的な人気を誇っている。そんな大谷はどこのチームも喉から手が出るほど欲しいことだろう。

 大谷とすぐに再契約をするに越したことはないが、そのためには魅力的な何かが求められる。エンジェルスはそれを大谷に提供できるかが問われている。まずは勝てるチームになるためのさらなる体制作りに力を注ぎたいところだ。

 メディアやファンが待ち望んでいるのは、大谷のレギュラーシーズンでの飛躍に加え、プレーオフ、そしてワールドシリーズでの活躍を見ることであるのは言うまでもない。

構成●THE DIGEST編集部

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