文字通り急転直下で交渉は決着した。
現地時間3月10日、ニューヨークでの会議の末、選手会とオーナー側が新たな労使協定に合意。MLBは4月7日のシーズン開幕が決定し、99日間に及んだロックアウトがようやく終結した。
【動画】MVP満票も納得!2021年に大谷翔平が放った“全46本塁打”を一挙振り返り!
開幕日こそ当初の予定から1週間あまりずれ込むものの、従来通り162試合が実施される。それだけに“吉報”を待っていたファンやメディアは、さっそく大きく湧きかえっており、そのなかで早くも2022年シーズンのMVPを占うメディアも現れている。
ポータルサイト『Yahoo! Sports』のアメリカ版は、「ついに野球が帰ってくる。もう我々は、MLBに目を向けるときに不安を感じる必要はない」とロックアウト解除を喜び、「アメリカン・リーグのMVPはショウヘイ・オオタニが圧倒的だ」と推挙した。
いち早くMVPに予想されるのも無理はない。昨シーズンの成績はそれほど圧倒的だった。打っては本塁打王争いに最後まで絡む46ホーマーを放ち、100打点、103得点をマーク。投げても23先発で130.1回、防御率3.18、156奪三振を記録。“リアル二刀流”で球界を席巻した。
ベーブ・ルースですら成しえなかった史上初となる投打5部門での「クインタプル100」(イニング、奪三振、安打、得点、打点)もやってのけ、まさに後世に残る存在となった。そんな偉才について、『Yahoo! Sports』のアメリカ版は、「オオタニは2022年のMVP受賞の有力候補として抜きんでた存在となっている」と記した。
「昨シーズンのオオタニはリーグ屈指の打者であると同時に、屈指の投手でもあった。あんなシーズンはもう二度と見られないだろう。2021年に、数多のメジャーリーガーのなかでも、最もクレイジーなシーズンを送った男は、2年連続で栄誉を獲得する可能性が高い」
いまや、「地球上最高の野球人」(米メディア『Halo Hangout』)とも称される27歳。仮に2年連続MVP獲得となれば、日本人史上初の快挙となるが、はたして――。
構成●THE DIGEGT編集部
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【関連記事】オーナーが戦力均衡税引き上げに強硬に反対…エンジェルスは勝つ気がないなら大谷とトラウトを即刻トレードするべきだ
現地時間3月10日、ニューヨークでの会議の末、選手会とオーナー側が新たな労使協定に合意。MLBは4月7日のシーズン開幕が決定し、99日間に及んだロックアウトがようやく終結した。
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開幕日こそ当初の予定から1週間あまりずれ込むものの、従来通り162試合が実施される。それだけに“吉報”を待っていたファンやメディアは、さっそく大きく湧きかえっており、そのなかで早くも2022年シーズンのMVPを占うメディアも現れている。
ポータルサイト『Yahoo! Sports』のアメリカ版は、「ついに野球が帰ってくる。もう我々は、MLBに目を向けるときに不安を感じる必要はない」とロックアウト解除を喜び、「アメリカン・リーグのMVPはショウヘイ・オオタニが圧倒的だ」と推挙した。
いち早くMVPに予想されるのも無理はない。昨シーズンの成績はそれほど圧倒的だった。打っては本塁打王争いに最後まで絡む46ホーマーを放ち、100打点、103得点をマーク。投げても23先発で130.1回、防御率3.18、156奪三振を記録。“リアル二刀流”で球界を席巻した。
ベーブ・ルースですら成しえなかった史上初となる投打5部門での「クインタプル100」(イニング、奪三振、安打、得点、打点)もやってのけ、まさに後世に残る存在となった。そんな偉才について、『Yahoo! Sports』のアメリカ版は、「オオタニは2022年のMVP受賞の有力候補として抜きんでた存在となっている」と記した。
「昨シーズンのオオタニはリーグ屈指の打者であると同時に、屈指の投手でもあった。あんなシーズンはもう二度と見られないだろう。2021年に、数多のメジャーリーガーのなかでも、最もクレイジーなシーズンを送った男は、2年連続で栄誉を獲得する可能性が高い」
いまや、「地球上最高の野球人」(米メディア『Halo Hangout』)とも称される27歳。仮に2年連続MVP獲得となれば、日本人史上初の快挙となるが、はたして――。
構成●THE DIGEGT編集部
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