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同僚野手は思わず冷や汗。大谷翔平が顔面へ目掛けたピッチャーライナーを好捕「俺は危うくクビになるところだった」

THE DIGEST編集部

2022.03.17

春季キャンプで着々と準備を進めている大谷。16日には初の実戦登板に臨んだが、そこであわやの事態に見舞われた。(C)Getty Images

 去る3月10日(現地時間)にロックアウトが明け、シーズン開幕に向けて各球団の準備が着々と進んでいる。そのなかで大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)も好調そのものだ。
【動画】周囲も冷や汗。大谷翔平を強襲したピッチャーライナーシーン

 現地時間3月16日には、アリゾナ州テンピで行なわれているキャンプで、「ライブBP」に登板。一部で開幕投手も有力視される大谷にとって、今春初の実戦マウンドだ。

 だが、そこで周囲もヒヤッとする出来事に見舞われた。打席に立ったキーン・ウォンが弾き返した打球が、顔面付近へと向かう強烈なピッチャー返しに。瞬時に反応した大谷は、間一髪でこれを好捕。投球を見つめていた首脳陣からは「おお…」というため息交じりの驚きの声が漏れていた。

 もっとも、大谷は一息つくとニヤッと笑顔を見せ、ウォンを気遣う素振りを披露。大事には至らなかった。
 
 不可抗力ではあった。しかし、実質メジャー3年目の26歳はチームの大黒柱を負傷させてしまうかもしれなかったシーンに肝を冷やしたようである。米メディア『The Athletic』のサム・ブラム記者は「強烈なピッチャー返しがオオタニを襲った。誰も怪我はしてない」と話題のシーンを描写したうえで、ウォンが発した「冗談交じりのコメント」を紹介した。

「危ねぇ。あと少しで俺は仕事をクビになるところだったよ」

 4月7日迎える開幕のヒューストン・アストロズ戦まで残りわずか。その間にエンジェルスはいくつかのオープン戦を行なうが、首脳陣は大谷の怪我だけは避けたいところだろう。

構成●THE DIGEST編集部


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