MLBは各球団とも、それぞれのキャンプ地で新シーズンのための調整を行なっている。ロックアウトが長引いたため例年よりも遅れてのキャンプインとなったものの、野球界はたちまちスタープレーヤーの話題で盛り上がりをみせている。
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その中で、やはり今年もこの男が話題の中心に位置するのは間違いない。ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平の名前が連日、各メディアを賑わせており、その一挙手一投足が注目を浴びている。
現地時間3月15日、アリゾナ州テンピのキャンプ地で行なわれた取材で、昨年のア・リーグMVPは新たなシーズンに向けてのさまざまな意気込みを語った。その中では、自身メジャー初の開幕投手について「やってみたいというのはもちろんある」と、前向きな思いも語っている。それ以外でも、昨年を超える数字への期待も抱かせる言葉が並んだ。
大谷から発せられた意気込みは、米野球サイト『Halo Hangout』も伝えており、驚きとともにその言葉の真意を探っている。
記事では「『昨年と同じではなく、もっと上を目指す』と語ったオオタニは、自分がどれだけの数字を残したと思っているのか!?」と綴り、「彼は野球史上、文字通り最高のシーズンを送ったのだ」として昨季の活躍を称えている。また、「毎年改善の余地がある」「身体の強さは年々上がっている」と語る大谷に対して、同メディアは「一番怖いのは、彼が本当に本気だということだ」として、「ショウヘイ・オオタニがこれ以上良くなるなら、エンジェルスはAL西地区を破壊するだろう」と綴り、大谷のポテンシャルの高さを表現した。
さらに「オオタニは昨年、.257/.372/.592(OPS.965) 46本、100RBI、103打点、メジャーリーグ最多の8三塁打など、誰も彼を打ち取ることはできなかった」として昨年の打撃成績を掲載。加えて「2021年のア・リーグMVPに選出された彼は、23試合に先発して9勝2敗、防御率3.18、ERA+141を記録した。そのスタッツラインに、1.090のWHIPという印象的な数字を加えた」と、投手としての記録も評している。
その上で「投手として158OPS+という数字も残し、7試合は外野でもプレーした。それらはもはや『アンフェア』な出来事だ」と、改めて投手・野手での記録の偉大さを強調した。
「二刀流」として数え切れないほど規格外の成績を残してきたが、自身は今なお成長途上であると遠くを見据える。今シーズンもさらなる進化を目指すという大谷の言葉は、その一つひとつが多くのファンの胸を高鳴らせている。
構成●THE DIGEST編集部
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記事では「『昨年と同じではなく、もっと上を目指す』と語ったオオタニは、自分がどれだけの数字を残したと思っているのか!?」と綴り、「彼は野球史上、文字通り最高のシーズンを送ったのだ」として昨季の活躍を称えている。また、「毎年改善の余地がある」「身体の強さは年々上がっている」と語る大谷に対して、同メディアは「一番怖いのは、彼が本当に本気だということだ」として、「ショウヘイ・オオタニがこれ以上良くなるなら、エンジェルスはAL西地区を破壊するだろう」と綴り、大谷のポテンシャルの高さを表現した。
さらに「オオタニは昨年、.257/.372/.592(OPS.965) 46本、100RBI、103打点、メジャーリーグ最多の8三塁打など、誰も彼を打ち取ることはできなかった」として昨年の打撃成績を掲載。加えて「2021年のア・リーグMVPに選出された彼は、23試合に先発して9勝2敗、防御率3.18、ERA+141を記録した。そのスタッツラインに、1.090のWHIPという印象的な数字を加えた」と、投手としての記録も評している。
その上で「投手として158OPS+という数字も残し、7試合は外野でもプレーした。それらはもはや『アンフェア』な出来事だ」と、改めて投手・野手での記録の偉大さを強調した。
「二刀流」として数え切れないほど規格外の成績を残してきたが、自身は今なお成長途上であると遠くを見据える。今シーズンもさらなる進化を目指すという大谷の言葉は、その一つひとつが多くのファンの胸を高鳴らせている。
構成●THE DIGEST編集部
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