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大谷翔平は「No.1なんかじゃない。彼は投手だから」。大胆な矛盾分析で米女性記者が「意味が分からない」と“炎上”

THE DIGEST編集部

2022.04.05

投打で異彩を放ち続けている大谷。唯一無二の存在となった彼のパフォーマンスに意外な指摘が飛び、小さくない話題となっている。(C)Getty Images

 米球界で異彩を放つ大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)への"ある評価"が物議を醸している。
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 事の発端となったのは、現地時間4月1日にMLBの公式ネットワーク局『MLB Network』の討論番組「High Heat」のなかで、女性記者であるアラナ・リゾーさんが披露した大谷に対する見解だ。

 同日に同局が発表した「現役選手トップ100」という企画において大谷が1位に選出。それがトークテーマとなると、リゾー記者は、「1位(大谷)と2位(マイク・トラウト)の選手を抱えているエンジェルスですが、はたしてポストシーズンに行けるのでしょうか?」と懐疑的な意見を向け、こう切り込んだ。

「そもそもオオタニはNo.1の選手ではないと思うわ。なぜなら彼は投手だから」

 彼女が発したこの何気ない分析はほどなくして"炎上"した。もっとも、当然ではある。大谷が投打の二刀流で大フィーバーを巻き起こしたのは周知の通り。さらに言えば、昨シーズンは投球成績よりも打撃成績の方が優れていた。熾烈な本塁打王争いを繰り広げて46ホーマーを放ち、100打点、103得点、OPS.965のハイアベレージは、球界トップクラスのスラッガーのそれである。

 リゾー記者の大谷への見解には、識者の間でもさまざまな意見が飛んでいる。米メディア『The Athletic』などで執筆しているブレント・マグワイア記者は「それは46本塁打、リーグ三塁打王、26盗塁を記録していなければね。な、そうだろ? リゾー」と皮肉交じりにツイート。さらにエンジェルスの地元ラジオ局『KLAA』の番組でホストを務めているロジャー・ロッジ氏は、「待ってよ…」と自身のツイッターで反論を展開した。

「つまり、この女性的には、46本塁打、100打点はなかったことになっているの? 言うまでもないと思うけど、昨シーズンのオオタニは26二塁打、8三塁打、26盗塁を残しているよ? もっと言えば、出塁率.372、OPS.965をマークしているけど、それもかい……? なんだよこれ。意味が分からない」

 ちなみにツイッター上では、リゾー記者が昨年6月に「デグロム(メッツ投手)がオオタニの役割を果たせば、全球団で最高の選手になる」と語っていた映像も掘り起こされ、矛盾点が指摘されてもいる。

構成●THE DIGEST編集部

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