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「MLB球団にマークされる」佐々木朗希が19Kで“完全試合”を達成!米メディアは「史上最高かもしれない」と熱視線

THE DIGEST編集部

2022.04.11

19奪三振で完全試合を成し遂げた佐々木の活躍は、米国でも報じられている。写真:産経新聞社

 2019年ドラフト1位指名でロッテに入団した20歳の右腕が魅せた。

 4月10日、ロッテの佐々木朗希が、本拠地・ZOZOマリンスタジアムで行なわれたオリックス戦でプロ野球史上16人目の完全試合を達成。初回1番の後藤駿太をセカンドゴロ、2番のバレラをファーストゴロに打ち取ると、そこから5回3アウトを取るまで13者連続で三振を奪った。その後はバットには当てられるも、フライやゴロでしのぎ、1人の走者も許さず、6-0で勝利した。

【動画】佐々木が脅威の奪三振ショー! オリックスで見せた"歴史的ピッチング"をチェック

 槙原寛己氏(巨人)が1994年5月18日の広島戦(福岡ドーム)で達成して以来28年ぶりの快挙を遂げた佐々木。さらには13者連続奪三振を含む19奪三振(日本記録タイ)という圧巻の記録を打ち立てた。
 
 この驚異的な活躍は日本国内メディアにとどまらず、アメリカでも報じられている。米国版の『Yahoo! Sports』では、「千葉ロッテマリーンズの若手ピッチャーがおそらくプロの試合において史上最高かもしれない投球をした」と報じた。

 また同国放送局『CBS Sports』は、「ブレイビック・バレラやランヘル・ラベロといった元メジャーリーガーを擁するオリックスを相手に28年ぶりに完全試合を行なった」と事実を記載。そして「2020年のスカウティングリポートでササキの速球を評価していたベテラン野球評論家のジム・アレン氏は、エリートレベルを示す80点をつけた」と評価を下し、こう未来図を描いた。

「ササキはいずれMLB球団の検討対象者としてマークされるだろう」

 すでに野球の本場であるアメリカでも知れ渡ったサムライ右腕。成長著しい彼の今後のパフォーマンスにも期待だ。

構成●THE DIGEST編集部

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