専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

主砲トラウトも大谷翔平の快進撃に太鼓判! 米メディアは「さらに飛躍できる」3つの理由を列挙

THE DIGEST編集部

2022.04.12

12日のマーリンズ戦では、第1打席でヒットを放った大谷。さらなる打棒爆発に期待だ。(C) Getty Images

12日のマーリンズ戦では、第1打席でヒットを放った大谷。さらなる打棒爆発に期待だ。(C) Getty Images

 4月7日(現地時間)に開幕した米メジャーリーグ。開幕戦という大舞台で9奪三振の好投を見せた、昨季のアメリカン・リーグのMVP、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、今季もその一挙手一投足がメディアの注目の的となっている。
【マーリンズ戦速報】「文字通り何でもできる」大谷翔平、第1打席の弾丸ヒット→今季初盗塁に 現地メディアも感嘆
 昨季、大谷は打者として155試合に出場し、打率.257、出塁率.372、長打率.592、46本塁打、100打点、103得点、26盗塁、OPS.965をマーク。投げても130回1/3で自己最多の9勝(2敗)、防御率3.18、156奪三振という見事な成績をマークし、球界に二刀流旋風を巻き起こした。

 昨季、これだけ圧巻の数字を残したのにもかかわらず、米スポーツメディア『ESPN』は、「大谷は今年さらに飛躍できる可能性がある」と述べている。

 同メディアはその主な理由として、「大谷ルールの採用」「速球のコントロールの改善」「主力の復帰」を挙げている。

 大谷ルールは、投手として降板後もDHとして試合に出場できるものであり、マッドン監督は開幕戦で早速お披露目し、ファンを沸かせた。また、今季から両リーグでDH制が採用されることになり、これにより大谷の打席が約40増えるというのも大きい。

 速球のコントロールの改善に関しては、昨季の前半と後半を比較すると、防御率、四球の数においても改善が見られており、その結果が開幕戦で初球から99.8マイル(約160.6キロ)を記録し、9つの三振を奪った投球に表われているとも言える。

 また昨季は、マイク・トラウトとアンソニー・レンドーンの故障により、大谷の後ろに強打者不在の状況が続いた。そのため、ポストシーズン争いが始まる時期にはまったく勝負をさせてもらえず、「申告敬遠」「13打席9四球」などがツイッターのトレンド入りするなど話題に。今季は主力バッターが復帰、しっかりと大谷の後に主砲トラウト、レンドーンが控えている。

 これだけ飛躍の理由がある大谷だが、飛躍の確信が最も感じられるのはいつもそばにいるチームメイトの言葉に他ならないだろう。

 9日(現地時間)に今季1号を放ったマイク・トラウトは「彼の天井はありえないほど高い。彼は何をしでかすかわからない」と大谷について語っている。

 シーズンはまだ始まったばかりである。大谷が昨季の成績を超えるかどうか見守っていこうではないか。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】マーリンズ戦、大谷翔平が今季初盗塁を決めた!

【関連記事】「MLB球団にマークされる」佐々木朗希が19Kで“完全試合”を達成!米メディアは「史上最高かもしれない」と熱視線
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号