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大谷出場のマーリンズ戦で一騒動! 球審判定に異議の敵将が退場処分、怒りの抗議も覆らず。地元メディアは「いくつかの誤審もあった」と擁護

THE DIGEST編集部

2022.04.12

球審を務めたニック・マーリー氏(左)の判定に抗議したマッティングリー監督(右)は退場処分となった。(C)Getty Images

球審を務めたニック・マーリー氏(左)の判定に抗議したマッティングリー監督(右)は退場処分となった。(C)Getty Images

 現地時間4月11日のロサンゼルス・エンジェルス対マイアミ・マーリンズ戦、球審のジャッジを巡り、一騒動が起きた。

 事の発端は、4回表にマーリンズの4番、ヘスス・アギラが迎えた第2打席だった。先発マイケル・ローレンゼンの2球目の変化球が低めを突き、アギラはこれを堂々と見送ったが、球審の判定は「ストライク」。このジャッジにマーリンズのドン・マッティングリー監督がダグアウトから抗議すると、球審のニック・マーリー氏は退場処分を命じたのだった。

【動画】マーリンズの監督が抗議!不可解なジャッジが下された問題のシーンをチェック

 この瞬間の様子を捉えた地元放送局『Bally Sports Florida』は、「ドン・マッティングリー監督は球審の誤判定をボールだと主張したら退場となった」と報じれば、地元紙『Miami Herald』のジョーダン・マクファーソン記者も「アギラの打席で抗議したため退場させられたが、いくつかの誤審もあった」としてマッティングリーを“擁護”したのだった。
 
 しかし、退場を宣告されたマッティングリー監督は怒りが収まらず、ダグアウトを出て球審に直接訴えたものの、結局判定は覆ることなくグラウンドを後にしている。これに『Los Angeles Times』のマイク・ディジョバンナ記者は、「球審のニック・マーリーには正当な意見があったようだ」と伝えた。

 昨年MVPに輝いた大谷翔平(エンジェルス)は、この試合は「1番・DH」で出場し、初回に中前打を記録。さらに盗塁を決めてチームを勢いづかせ、6‐2でエンジェルスが勝利した。

構成●THE DIGEST編集部

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