"令和の怪物"は非現実的と思われた投球を実現させた。
4月17日、ZOZOマリンスタジアムで行なわれている日本ハム戦に先発したロッテの佐々木朗希は、8回を投げてパーフェクトピッチングを披露。前回登板のオリックス戦で史上16人目の完全試合を達成した右腕は8回に降板したものの、17イニング連続パーフェクトを記録した。
19奪三振完全試合の余韻がいまだ残る幕張で、ふたたび右腕が唸った。この試合でも初回を2奪三振を含む三者凡退で切り抜けると、あれよあれよとアウトカウントを量産。7回には、この日の10個目の奪三振をマーク。シーズン初登板からの4試合連続での二けた奪三振は、ダルビッシュ有、野茂英雄と史上3人目の快挙となった。
7回終了時で80球を超えていた佐々木は、やや疲労感のあるナーバスな表情を浮かべながらも、日本ハム打線を一切寄せ付けない。8回には2者連続三振の2死から野村佑希にライト線際を突くライナー性の当たりが打たれたが、これがファウルに。なんとか記録を維持すると、最後は163キロの4シームで見逃し三振に切って取って記録を保った。
その後、8回裏もチームが無得点に終わると、井口資仁監督が投手交代を宣言。佐々木はここで無念の降板となった。なお、2試合連続での先発投手の完全投球は、日本プロ野球はもちろんのこと、「野球の本場」アメリカのMLBで見ても史上初の快挙である。
まさに世界を驚かせる快投を披露した20歳のモンスター。そのパーフェクトピッチはいったいどこまで続くのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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19奪三振完全試合の余韻がいまだ残る幕張で、ふたたび右腕が唸った。この試合でも初回を2奪三振を含む三者凡退で切り抜けると、あれよあれよとアウトカウントを量産。7回には、この日の10個目の奪三振をマーク。シーズン初登板からの4試合連続での二けた奪三振は、ダルビッシュ有、野茂英雄と史上3人目の快挙となった。
7回終了時で80球を超えていた佐々木は、やや疲労感のあるナーバスな表情を浮かべながらも、日本ハム打線を一切寄せ付けない。8回には2者連続三振の2死から野村佑希にライト線際を突くライナー性の当たりが打たれたが、これがファウルに。なんとか記録を維持すると、最後は163キロの4シームで見逃し三振に切って取って記録を保った。
その後、8回裏もチームが無得点に終わると、井口資仁監督が投手交代を宣言。佐々木はここで無念の降板となった。なお、2試合連続での先発投手の完全投球は、日本プロ野球はもちろんのこと、「野球の本場」アメリカのMLBで見ても史上初の快挙である。
まさに世界を驚かせる快投を披露した20歳のモンスター。そのパーフェクトピッチはいったいどこまで続くのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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