明らかなミスジャッジが物議を醸している。
事の発端となっているのは、現地時間4月17日、シカゴ・カブスが敵地に乗り込んだコロラド・ロッキーズ戦でのワンシーンだ。
【画像】誰が見てもボール!? 鈴木誠也が見逃し三振を取られた公式チャートをチェック
この日も「5番・右翼」で先発出場していた鈴木誠也が、3回表に迎えた第2打席だった。相手先発オースティン・ゴンバーが、フルカウントから外角へ投じた82.1マイル(約133キロ)のスライダーはストライクゾーンから大きく外れた。
当の鈴木も「ボールだ」と言わんばかりの表情で見逃して1塁方向へと歩き出そうとした。だが、ここで主審は「ストライク!」と絶叫。まさかの見逃しの三振となったのだ。
データで見てもボールなのは明らかだ。事実、MLBの公式チャートではストライクゾーンからボール2つ分ほど外れている。ゆえに現地メディアも鈴木に下された見逃し三振のジャッジには、大いに不満を漏らしている。
カブス専門メディア『Bleacher Nation』は、公式ツイッター上でチャート画像を掲載し、「スズキから三振を取るには、とくにゾーンに近くもない球を投げてストライク判定をもらうこと。これしかない。信じられない戦略だ」と皮肉交じりに投稿。また、米メディア『The Athletic』のカブス番を務めるシャデフ・シャルマ記者は、次のように主審に異論を投げかけている。
「セイヤ・スズキは相変わらずゾーンを完璧に熟知しており、とにかく無駄にボール球を追わないことをアピールしている。3回表のこの打席は明らかにジャッジが完璧ではなかった。3-2から彼は惜しくもないボール球を見送っている」
「カウントに関係なく、セイヤの判断は良かった。ただ判定が悪いものだった。厳密にあれはボールだ。その逆で明らかなストライクがボールと判定される場合もあるが、今回のそれは明らかなボールと言える例だ」
なお、この試合で4号アーチを放った鈴木は、打率.417、OPS1.559、そしてリーグトップの出塁率.559と驚異的なスタッツを維持してみせた。今後はより強い警戒が予想されるだけに、今回のような物議を醸す判定は増えていくかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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この日も「5番・右翼」で先発出場していた鈴木誠也が、3回表に迎えた第2打席だった。相手先発オースティン・ゴンバーが、フルカウントから外角へ投じた82.1マイル(約133キロ)のスライダーはストライクゾーンから大きく外れた。
当の鈴木も「ボールだ」と言わんばかりの表情で見逃して1塁方向へと歩き出そうとした。だが、ここで主審は「ストライク!」と絶叫。まさかの見逃しの三振となったのだ。
データで見てもボールなのは明らかだ。事実、MLBの公式チャートではストライクゾーンからボール2つ分ほど外れている。ゆえに現地メディアも鈴木に下された見逃し三振のジャッジには、大いに不満を漏らしている。
カブス専門メディア『Bleacher Nation』は、公式ツイッター上でチャート画像を掲載し、「スズキから三振を取るには、とくにゾーンに近くもない球を投げてストライク判定をもらうこと。これしかない。信じられない戦略だ」と皮肉交じりに投稿。また、米メディア『The Athletic』のカブス番を務めるシャデフ・シャルマ記者は、次のように主審に異論を投げかけている。
「セイヤ・スズキは相変わらずゾーンを完璧に熟知しており、とにかく無駄にボール球を追わないことをアピールしている。3回表のこの打席は明らかにジャッジが完璧ではなかった。3-2から彼は惜しくもないボール球を見送っている」
「カウントに関係なく、セイヤの判断は良かった。ただ判定が悪いものだった。厳密にあれはボールだ。その逆で明らかなストライクがボールと判定される場合もあるが、今回のそれは明らかなボールと言える例だ」
なお、この試合で4号アーチを放った鈴木は、打率.417、OPS1.559、そしてリーグトップの出塁率.559と驚異的なスタッツを維持してみせた。今後はより強い警戒が予想されるだけに、今回のような物議を醸す判定は増えていくかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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