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MLB

ボンズ級の出塁率を維持する鈴木誠也に同僚戦士が「本当に凄まじい」と大絶賛!「間違いなくプレーしたなかで最高の選手」

THE DIGEST編集部

2022.04.21

MLB初挑戦ながら見事にアジャストし、ロケットスタートを切った鈴木。そんな27歳の日本人スラッガーにはチームメイトも脱帽する。(C)Getty Images

MLB初挑戦ながら見事にアジャストし、ロケットスタートを切った鈴木。そんな27歳の日本人スラッガーにはチームメイトも脱帽する。(C)Getty Images

 上々のデビューを果たした日本人ルーキーへの評価はうなぎ上りだ。シカゴ・カブスでプレーする鈴木誠也である。
【動画】序盤戦から打棒爆発! 右翼席へ運んだ鈴木誠也の4号アーチ!

 とにかく持ち味の打撃でのアピールが止まらない。打率.414(リーグ2位)、OPS1.478(リーグ2位)、4本塁打(リーグ3位タイ)は、いずれもナショナル・リーグで上位のハイアベレージ。さらにバリー・ボンズが2004年に記録した歴代最高の.609に迫らんとする出塁率.581に関しては、両リーグトップの値だ(いずれも現地時間4月19日時点の数字)。

 もちろん日本から来た鈴木だけに、ここから他球団の研究が進めば、苦戦を強いられる可能性はある。それでも、カブス史上初のデビューから12試合連続出塁を果たしたサムライは、早々にチームメイトたちの心は鷲掴みにしている。

 鈴木とともにクリーンナップを打つ機会もある捕手のウィルソン・コントレラスは、地元紙『Daily Herald』の取材に対して、「スズキは間違いなく僕がプレーした選手たちのなかで最高の選手だ」と賛辞を贈っている。

「とくに打席内でのボールの見極めは本当に凄まじいよ。僕からすれば、『どうかしてる』って思うぐらいだ(笑)。彼がフィールド内でやってるあらゆることはもちろんだけど、フィールド外でのケアの方法も素晴らしいね」

 もっとも、鈴木の獲得に大きく貢献した首脳陣の評価は開幕前から揺るぎない。カブスの編成総責任者を務めるジェド・ホイヤー氏は「彼がカブスの一員であることに改めて興奮している」と語った。

「もちろんシーズンは長い。山あり谷ありだ。だけど、彼がチームメイトに溶け込みながら、打席内で結果を残している姿は本当にいいね。我々が期待していたものだ。社交的で面白いチームメイトであることを、慣れない言葉を駆使して行なうのは、信じられないほど難しいことだ」

 日進月歩でメジャーにアジャストし、瞬く間にカブスの重要戦力となった鈴木。ここから彼がどこまで成績を維持できるかを大いに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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