3試合連続の“完全投球”となるのか――。千葉ロッテの佐々木朗希に対しては、“野球の本場”からも熱視線が注がれ続けている。
【動画】日ハム打線が手も足も出ず! 佐々木朗希の快投シーンをチェック
弱冠二十歳の右腕が魅せたここ2試合のピッチングは、圧巻の一語だった。4月10日のオリックス戦でNPB史上では28年ぶりとなる完全試合を達成すると、1週間後の日本ハム戦では8回までひとりの走者も許さずに降板。前人未到の「2試合連続完全試合」まであと一歩に迫ったのだ。
オリックス戦では、日本人の1試合では最多タイとなる19奪三振をマーク(13者連続三振を含む)するなど、打者の数にして52人を連続して塁に出さなかったのだ。ちなみMLBの記録は2014年のヤスメイロ・ペティットの46人連続が最多である。リーグの違いはあれど、世界的に見ても佐々木がどれだけ凄まじいかを物語る結果と言えるだろう。
すでに24日に敵地で行なわれるオリックス戦での登板が決まっている佐々木。彼がどこまでパーフェクトピッチを続けられるかは米メディアでも大きくクローズアップされている。米紙『NY Times』は「ササキが新たな“傑作”を球史に残せるのか? それが決して不可能だとは思えない。彼にはそれだけのポテンシャルがある」と、記録の継続に太鼓判を押した。
さらに米紙『Seattle Times』は、通算3000本安打の金字塔達成(4月23日現在)にあと一本と迫るミゲル・カブレラ(デトロイト・タイガース)と並び、「今週末の注目選手」として佐々木をピックアップ。日本のトッププロスペクトについて、大きな期待を寄せた。
「100マイル(約160.9キロ)の速球と壊滅的なスプリッターを備えた20歳のロウキ・ササキが、またパーフェクトをできるのか。日本だけでなく世界の野球界が行く末を見守っている」
極め付きは、MLB公式ネットワーク番組『MLB Central』だ。番組内で佐々木に関して特集すると、出演者のJP・モロシ記者は「ササキがメジャーにやってきて、ローテーションの一角を担うには、まだ数年かかる」としたうえで、「だけど、間違いなく彼はメジャーで見られるはずだ。それまで土曜の深夜(日本時間日曜)は、アラームをセットするか、夜更かしをしてササキを見よう」と呼びかけた。
構成●THE DIGEST編集部
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弱冠二十歳の右腕が魅せたここ2試合のピッチングは、圧巻の一語だった。4月10日のオリックス戦でNPB史上では28年ぶりとなる完全試合を達成すると、1週間後の日本ハム戦では8回までひとりの走者も許さずに降板。前人未到の「2試合連続完全試合」まであと一歩に迫ったのだ。
オリックス戦では、日本人の1試合では最多タイとなる19奪三振をマーク(13者連続三振を含む)するなど、打者の数にして52人を連続して塁に出さなかったのだ。ちなみMLBの記録は2014年のヤスメイロ・ペティットの46人連続が最多である。リーグの違いはあれど、世界的に見ても佐々木がどれだけ凄まじいかを物語る結果と言えるだろう。
すでに24日に敵地で行なわれるオリックス戦での登板が決まっている佐々木。彼がどこまでパーフェクトピッチを続けられるかは米メディアでも大きくクローズアップされている。米紙『NY Times』は「ササキが新たな“傑作”を球史に残せるのか? それが決して不可能だとは思えない。彼にはそれだけのポテンシャルがある」と、記録の継続に太鼓判を押した。
さらに米紙『Seattle Times』は、通算3000本安打の金字塔達成(4月23日現在)にあと一本と迫るミゲル・カブレラ(デトロイト・タイガース)と並び、「今週末の注目選手」として佐々木をピックアップ。日本のトッププロスペクトについて、大きな期待を寄せた。
「100マイル(約160.9キロ)の速球と壊滅的なスプリッターを備えた20歳のロウキ・ササキが、またパーフェクトをできるのか。日本だけでなく世界の野球界が行く末を見守っている」
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構成●THE DIGEST編集部
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