専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

大谷翔平、9回裏にフェン直同点タイムリー!地区首位転落の危機からチームを救う!

SLUGGER編集部

2022.05.09

母の日ということでピンク一色のバットを使用するも初の本拠地弾は出なかったが、黒バットに変更した後で起死回生の同点タイムリーを放った。(C)Getty Images

母の日ということでピンク一色のバットを使用するも初の本拠地弾は出なかったが、黒バットに変更した後で起死回生の同点タイムリーを放った。(C)Getty Images

 現地時間5月8日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたワシントン・ナショナルズ戦に「3番・DH」でスタメン出場。9回に起死回生の同点タイムリー二塁打を放った。

 この日、大谷は母の日仕様のピンクのバットで登場するも、これで快音は聞かれなかった。初回の第1打席はカウント1-0からのド真ん中のシンカーを叩くもレフトフライに倒れる。

 3回表のナショナルズの攻撃時には、ライリー・アダムズの強烈なファールがベンチに直撃し、頭を守りながら慌てて避ける一幕も。この裏の攻撃で2打席目が回ってきた際には四球を選ぶも得点にはつながらず。5回の第3打席は7球粘るも結局センターフライに終わった。
 
 そして、7回1死一塁で回ってきた第4打席からは、ピンクから普段の黒バットに変更。150キロ超のシンカーで押してくるカイル・フィネガンに対し、果敢なフルスウィングで対抗するもバットにかすらず。最後は156キロのシンカーで空振り三振に倒れた。

 だが、9回裏2死一、三塁の土壇場で大谷が打席に回ってくる。スコアは2対4、一発出れば逆転サヨナラの場面で、インコースのスライダーを叩いた打球はバックスクリーンへ向けて舞い上がった。逆転サヨナラ弾かと思われた打球はスタンドに届かず、フェンス直撃のタイムリー二塁打となったが、この一打で2人が還って同点となった。

 さらにこの直後、アンソニー・レンドーンが放ったセンター前ヒットで俊足を飛ばして二塁から生還。サヨナラゲームを演出し、チームを地区首位転落の危機から救った。

構成●SLUGGER編集部
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号