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急所に自打球直撃で思わず同情。苦悶する大谷翔平を見た地元放送局の実況も「これは見たくない“ショウ”だ」と嘆き

THE DIGEST編集部

2022.05.18

股間に打球が当たってうずくまる大谷。その姿には現地実況も同情せざるを得なかった。(C)Getty Images

 さすがの"天才プレーヤー"もこらえきれないアクシデントだった。話題となっているのは、現地時間5月17日に行なわれたテキサス・レンジャーズ戦で大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)を襲ったワンシーンだ。
【動画】"痛恨"の自打球……。大谷翔平を襲った股間へのアクシデントシーンをチェック

 この試合に「3番・DH」でスタメン出場した大谷は9回表の最終打席に5試合連続となるライト前ヒットを放ち、5打数1安打を記録。チームは5対10と大敗したが、必要最低限の結果は残した。

 もっとも、この試合で大谷が大きくクローズアップされたのは、7回表に迎えた第4打席だった。
 
 この場面で相手3番手の左腕ブレット・マーティンと対峙した背番号17は、カウント1-1から外角低めに投じられた83.5マイル(約134.3キロ)のカーブをなんとかバットに当てファウルに。すると、強烈なスピンがかかったボールがホームベース付近で跳ね返り、自身の股間を直撃したのだ。

 咄嗟に苦悶の表情を浮かべた大谷は飛び跳ねながら打席を外し、思わずしゃがみ込む。しばらくして痛みを堪えながらふたたびマーティンと対峙したが、やはり集中しきれず……。最後はカウント2-2からまたしても外角低めに投じられた変化球を力なく振ってしまい空振り三振を喫した。

 まさに"痛恨"の打席。それを目の当たりにした現地の識者たちからは、同情の声が上がった。地元放送局『Bally Sports West』の実況を務めたパトリック・オニール氏は「まったく楽しい経験じゃないだろうね」と説き、さらに三塁側からの直撃したスロー映像が出されると「オーノー! まだその映像を出すのか。これは見たくない"ショウ"だ」と痛みに耐える大谷を慮った。

 不運な形で三振を期した大谷は怪我が心配されたが、最終打席でライト前ヒットを記録した際には、一塁上で笑顔を浮かべていた。その顔つきとハツラツとしたプレーを見る限り、明日の先発登板に影響はなさそうなだけに、エンジェルスの首脳陣はホッとしているだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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