思わず、現地実況も「ワオ」と叫んでしまう"珍プレー"が話題を呼んでいる。
注目されているのは、現地時間5月11日に行なわれたタンパベイ・レイズ戦で、ロサンジェルス・エンジェルスのジミー・ハージェットが投じた1球だ。
【動画】当たった打者も思わずガックリ。エンジェルス技巧派投手のえぐい魔球をチェック
この試合で6回イニングを投げ切った大谷翔平の後を受けて2番手としてマウンドに上がった28歳は、先頭打者のフランシスコ・メヒーアをたった3球で追い込む。そしてカウント1-2から決め球として投じたボールは"強烈"だった。
ハージェットが満を持して投じたのはスライダー。左打者だった相手をえぐるように曲がった73.3マイル(約118キロ)のボールは、外角から内角のボールゾーンへと大きく変化。すると、メヒーアも思わず手を出してしまいバットが空を切ったのだが、直後に遅れてやってきたボールが腹部を直撃したのだ。
幸いにもボールは、ベルトのバックル付近に当たったため、メヒーアは何事もなくベンチに退いた。しかし、空振り直後にボールが打者を直撃するという珍しい奪三振シーンは、現地メディアでも大きくクローズアップされた。
MLBの公式サイト『MLB.com』は、話題の三振シーンについて「空振りした打者にボールが当たるのは、ボールがえげつない証拠だ」と絶賛。さらに「三振を恥じることはない。いかなる打者も三振はする」とし、こう続けた。
「たとえ、三振を喫して、ある種の馬鹿を見ることも恥ではない。繰り返すがそれは恥ずかしいことなんかじゃない。それは三振した後に、いやらしく、打ちにくいボールが自分に当たってしまったとしてもね」
さらにメヒーアの母国ドミニカの野球専門メディア『Al Bat』もハージェットの一球を切り取り、「文字通りに打者は打ちのめされた。ただ、メヒーアも気に病むことはない。これはメジャーではよくあることだ」と26歳の捕手を慮った。
なお、接戦の緊張感のある局面でしっかりと3者凡退に抑えたハージェットは、今季成績を防御率3.86、WHIP1.16に伸ばした。メヒーアへの鋭い変化を見せた一球が物語る通り、好調を保っていると言えそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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この試合で6回イニングを投げ切った大谷翔平の後を受けて2番手としてマウンドに上がった28歳は、先頭打者のフランシスコ・メヒーアをたった3球で追い込む。そしてカウント1-2から決め球として投じたボールは"強烈"だった。
ハージェットが満を持して投じたのはスライダー。左打者だった相手をえぐるように曲がった73.3マイル(約118キロ)のボールは、外角から内角のボールゾーンへと大きく変化。すると、メヒーアも思わず手を出してしまいバットが空を切ったのだが、直後に遅れてやってきたボールが腹部を直撃したのだ。
幸いにもボールは、ベルトのバックル付近に当たったため、メヒーアは何事もなくベンチに退いた。しかし、空振り直後にボールが打者を直撃するという珍しい奪三振シーンは、現地メディアでも大きくクローズアップされた。
MLBの公式サイト『MLB.com』は、話題の三振シーンについて「空振りした打者にボールが当たるのは、ボールがえげつない証拠だ」と絶賛。さらに「三振を恥じることはない。いかなる打者も三振はする」とし、こう続けた。
「たとえ、三振を喫して、ある種の馬鹿を見ることも恥ではない。繰り返すがそれは恥ずかしいことなんかじゃない。それは三振した後に、いやらしく、打ちにくいボールが自分に当たってしまったとしてもね」
さらにメヒーアの母国ドミニカの野球専門メディア『Al Bat』もハージェットの一球を切り取り、「文字通りに打者は打ちのめされた。ただ、メヒーアも気に病むことはない。これはメジャーではよくあることだ」と26歳の捕手を慮った。
なお、接戦の緊張感のある局面でしっかりと3者凡退に抑えたハージェットは、今季成績を防御率3.86、WHIP1.16に伸ばした。メヒーアへの鋭い変化を見せた一球が物語る通り、好調を保っていると言えそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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