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MLB

長打率8割超えと完全復調! 止まらない大谷翔平に韓国メディアは“エース”との初対決を期待「MVPの威厳を保っている」

THE DIGEST編集部

2022.05.17

韓国球界を代表する左腕リュ・ヒョンジン(左)。そんなベテランと大谷(右)との対決が実現するかどうかに熱視線が送られている。(C)Getty Images

韓国球界を代表する左腕リュ・ヒョンジン(左)。そんなベテランと大谷(右)との対決が実現するかどうかに熱視線が送られている。(C)Getty Images

 連日の活躍は世界を沸かせている。大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。

 現地時間5月14日に行なわれたオークランド・アスレティックス戦でMLB通算100号ホームランを放っていた偉才は、「3番・DH」でスタメン入りを果たした翌15日の試合でも好調ぶりを発揮。初回の第1打席に2試合連続となる一撃を放ったのだ。

 甘い球を見逃さなかった。大谷は1死一塁で巡ってきた打席で、相手先発のフランキー・モンタスがカウント2-1から投じた外角高めに甘く入った95.9マイル(約154.3キロ)の2シームを豪快にフルスイング。108.3マイル(約174.2キロ)の打球速度で飛んだボールはあっという間に右中間スタンドに消えた。

 開幕時には状態の悪さと相手バッテリーの警戒からスランプが指摘されていた大谷。しかし、直近7試合での打率は.345、長打率.828、4本塁打と調子は明らかに上向いている。本塁打に至ってはシーズン35本ペースにまで乗せた。

 3回に1死三塁という好機で迎えた2打席目に申告敬遠を命じられた際には、敵地のファンからもブーイングが飛び交った。それは大谷の存在感を物語るものであり、今の彼の調子の良さを推し量るには十分すぎるシーンだった。
 
 そんな偉才の復調ぶりには、韓国メディアも興味津々だ。というのも、今月27日に行なわれるトロント・ブルージェイズ戦で、同国のエースでもあるリュ・ヒョンジンと対決する可能性が高まっているからだ。

 日刊紙『朝鮮日報』は、「やっぱりオオタニはスーパースターだ」と15日のアスレティックス戦でのパフォーマンスを絶賛。「先制弾から申告敬遠まで、MVPの威厳を見事に保っている」と傑物ぶりを強調した。

 さらに同紙は大谷の“リアル二刀流”予定日に、組まれそうなリュ・ヒョンジンとの初対決について「ついにアジアを代表する二人が相対する」と期待を込め、次のように続けた。

「日韓メジャーリーガーを代表するリュ・ヒョンジンとショウヘイ・オオタニによる初対決が実現するかもしれない。コンディションによってどちらかのローテーションが変更になる可能性もあるが、当然、今季も二刀流で活躍を続けている天才との対戦は、最も熱い話題となるだろう」

 はたして、日韓スーパースターの対決は実現するのか。双方の球界にとっても話題となるのは必至のマッチアップだけに、勝負の行方に注目したいところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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