ロッテの佐々木朗希が5月20日、敵地でのソフトバンク戦に先発登板し、6回を投げて被安打4、9奪三振、1失点と好投し、リーグトップタイとなる無傷の5勝目を挙げた。ロッテは8-1で勝利を収めている。
立ち上がりから160キロ台の速球でグイグイ押し込んだ。初回は三者凡退。3番の柳田悠岐はカーブとフォークで追い込むと、自己最速タイとなる164キロのストレートで空振り三振に仕留めた。
2回には無死一、二塁のピンチを招くも上手く切り抜け、柳町達から6者連続三振をマーク。柳田からも連続三振を奪った。6回に先頭の牧原大成に3塁打を許すと、柳田の一ゴロの間に1点を許したが、後続をしっかりと断ち切ってこの回で降板。本人は「あまりコントロールが良くなくて、(長い)イニングを投げられなかった」と反省したが、粘り強い投球でランナーを出しても大崩れせず、6回を97球で乗り切った。
とりわけ「前回より打たれることがなかった」というストレートが冴え、直球はほとんどが160キロ超え。自己最速の164キロも5回にわたりマークした。試合を配信したDAZNも公式SNSで初回の柳田との対戦シーンをピックアップすると、「こんなのむりじゃん」「まさに怪物だわ」「柳田抑えて千賀と投げ合いで勝つとか世代交代きてるな」「将来が末恐ろしい」などと多数のコメントが寄せられ話題を呼んだ。
「次回は長いイニングを投げられるように頑張りたい」と言うように球数が増え、制球にやや課題を残したが、今季いまだ負け知らずの5勝目。伸びしろも残す“令和の怪物”の快進撃は、しばらく止まりそうになさそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】これぞ力と力の勝負!佐々木朗希が圧巻の164キロ直球でギータ斬り!
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2回には無死一、二塁のピンチを招くも上手く切り抜け、柳町達から6者連続三振をマーク。柳田からも連続三振を奪った。6回に先頭の牧原大成に3塁打を許すと、柳田の一ゴロの間に1点を許したが、後続をしっかりと断ち切ってこの回で降板。本人は「あまりコントロールが良くなくて、(長い)イニングを投げられなかった」と反省したが、粘り強い投球でランナーを出しても大崩れせず、6回を97球で乗り切った。
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「次回は長いイニングを投げられるように頑張りたい」と言うように球数が増え、制球にやや課題を残したが、今季いまだ負け知らずの5勝目。伸びしろも残す“令和の怪物”の快進撃は、しばらく止まりそうになさそうだ。
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