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サンデー大谷だ! 大谷翔平は「日曜日」に3戦連続アーチ含む4発、打率.387。日本の朝に勇気を届ける

THE DIGEST編集部

2022.05.30

現地時間の日曜日に結果を残し続ける大谷。日本のファンにとっても清涼剤になっているはず。(C)Getty Images

 "大谷アラーム"がまたも早朝に鳴り響いた。

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間5月29日、本拠地で行われたトロント・ブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発出場すると、初回から2打席連発となる今季10・11号を放った。3打数2安打2本塁打1四球1死球。

 この日対戦した先発のホゼ・ベリオスは、通算12打数4安打3四球1本塁打と相性のいい相手。さらに4安打とも長打と"土壌"はあった。そして初回、いきなりその時が訪れる。

 カウント2-2からファウルで粘って7球目のカーブをうまく振り上げると、打球はきれいな弧を描いてライトスタンドへ。今季10号、そして自身4度目となる2ケタ本塁打に乗せたのだった。

 さらに3回、4点ビハインドで迎えた続く第2打席では、同じカウント2-2から今度は4シームを捉え、大谷も確信する完璧な一発。この一打でチームは勢いづいて追いつき、さらに逆転までつなげたのだから、あまりに価値あるホームランとなった。

【動画】日曜日に強い大谷! 今季2度目のマルチ本塁打を達成
 
 その後は三振、死球、四球となり、自身初の1試合3本塁打はならず。チームも救援陣が崩れて逆転負けを喫したのは悔やまれるところだが、この試合で大谷には新たな"称号"がついたようだ。

 日本ではこの日は週の初め月曜に当たるが、現地では日曜日。大谷は何と、今季の11本塁打のうち4本を日曜日に放ち、しかも3戦連続で放つ"サンデー大谷"ぶりを披露しているのだ。日曜日の打率.387も、第3打席の三振前は.411とさらに高かったのだから、いかに相性がいいか分かるだろう。

 日本の月曜朝は、多くの人が仕事始まりとあって、あまりテンションが上がらないこともあるだろう。しかし、朝の"大谷アラーム"はそうした気持ちをすべて忘れさせてくれる最高のプレゼントにもなっている。今後もどれだけ勇気を届けてくれるのか、大谷の活躍に改めて期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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