ニューヨーカーたちが思わずどよめく当たりだった。
現地時間5月31日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行われているニューヨーク・ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場すると、初回の第1打席にいきなりあわやホームランという当たりを放った。
ヤンキース・ファンが詰めかけた球場全体が「嘘だろ? まさか」という空気に包まれた。
歓声とわずかな野次を受けるなかで打席に入った大谷は、相手先発左腕のジョーダン・モンゴメリーがカウント1-2から真ん中高めに投じた93.3マイル(約150.1キロ)の速球をかち上げると、速度108マイル(約173.8キロ)で打ち出された打球はセンター後方へと高々と舞い上がる。しかし、ここはフェンス際まで猛然と走ったヤンキースの中堅手アーロン・ジャッジが201センチの身体を目一杯に伸ばすようにジャンプし、好捕したのだ。
やや詰まり気味ではあったものの、ジャッジのグラブが届いていなければ、スタンドインという打球ではあった。それだけに惜しくもホームランを阻まれた大谷もやや悔しそうな表情を浮かべた。ともにリーグの“MVP”を争う者同士の攻防戦には、現地識者も沸いている。
米メディア『The Athletic』のサム・ブラム記者は、エンジェルスが3者凡退に終わったことに触れたうえで、「ジャッジはオオタニから“何か”を奪うために素晴らしいこのプレーを見せた」と動画付きでツイート。また、米紙『LA Times』のマイク・ディ・ジオバンナ記者も、自身のツイッターに次のように綴っている。
「ショウヘイ・オオタニは深くまで打球を叩き込んだ。それは打った瞬間に消えたと思った。しかし、ヤンキースの中堅手、アーロン・ジャッジがフェンスの上にまでジャンプして捕った。もしもここで彼がキャッチしなければ、ホームランだったと言える打球だった」
なお、ピンチを逃れたヤンキースは、相手先発ノア・シンダーガードを攻め立てて、初回に4点を奪取。さらに2回にも1点を加えるなど、序盤から大量リードに成功している。
構成●THE DIGEST編集部
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ヤンキース・ファンが詰めかけた球場全体が「嘘だろ? まさか」という空気に包まれた。
歓声とわずかな野次を受けるなかで打席に入った大谷は、相手先発左腕のジョーダン・モンゴメリーがカウント1-2から真ん中高めに投じた93.3マイル(約150.1キロ)の速球をかち上げると、速度108マイル(約173.8キロ)で打ち出された打球はセンター後方へと高々と舞い上がる。しかし、ここはフェンス際まで猛然と走ったヤンキースの中堅手アーロン・ジャッジが201センチの身体を目一杯に伸ばすようにジャンプし、好捕したのだ。
やや詰まり気味ではあったものの、ジャッジのグラブが届いていなければ、スタンドインという打球ではあった。それだけに惜しくもホームランを阻まれた大谷もやや悔しそうな表情を浮かべた。ともにリーグの“MVP”を争う者同士の攻防戦には、現地識者も沸いている。
米メディア『The Athletic』のサム・ブラム記者は、エンジェルスが3者凡退に終わったことに触れたうえで、「ジャッジはオオタニから“何か”を奪うために素晴らしいこのプレーを見せた」と動画付きでツイート。また、米紙『LA Times』のマイク・ディ・ジオバンナ記者も、自身のツイッターに次のように綴っている。
「ショウヘイ・オオタニは深くまで打球を叩き込んだ。それは打った瞬間に消えたと思った。しかし、ヤンキースの中堅手、アーロン・ジャッジがフェンスの上にまでジャンプして捕った。もしもここで彼がキャッチしなければ、ホームランだったと言える打球だった」
なお、ピンチを逃れたヤンキースは、相手先発ノア・シンダーガードを攻め立てて、初回に4点を奪取。さらに2回にも1点を加えるなど、序盤から大量リードに成功している。
構成●THE DIGEST編集部
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