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MLB

大谷翔平の“打撃不振”は本当に「飛ばないボール」のせいなのか?50試合出場時点の成績を昨年と比較すると…<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2022.06.04

昨年に比べて低調な出来の大谷。果たしてその原因は一体?(C)Getty Images

昨年に比べて低調な出来の大谷。果たしてその原因は一体?(C)Getty Images

 昨シーズン、球史に残る大活躍を見せて満票でMVPを受賞した大谷翔平(エンジェルス)。とりわけ、リーグ3位の46本塁打を放つなど“打者・大谷”の活躍が印象的だった。昨季は惜しくも逃したホームラン王タイトル獲得も期待された今季、ここまではやや低調な出足となっている。50試合出場時点の成績を昨季と比較してみよう。

【50試合出場時点での今季&昨季成績比較】
※( )はリーグ順位
・.785(22位)【OPS】.927(6位)
・.247(42位)【打率】.263(31位)
・11(5位タイ)【本塁打】15(3位タイ)
・32(5位タイ)【打点】40(6位)
・.321(35位)【出塁率】.339(40位)
・.464(16位)【長打率】.597(3位)
・130(20位)【wRC+】145(6位)
 
 端的に言って、今季の大谷は“昨年比”で言えば確かに不調だ。打率や本塁打など多くのスタッツで前年を下回り、OPSに至っては前年から150ポイント近くも悪化している。

 ただ、もう少し掘り下げてみると、また違う“姿”が見えてくる。

 まず、今シーズンのメジャーリーグは“飛ばないボール”が完全導入された影響で、全体の打撃成績が昨年と比べて大きく低下している。MLB平均のOPSは.686で、昨年の.731から50ポイント近くも違う。

 実際、ホームラン確実と思われた打球がウォーニングトラックで失速するシーンがよく見られる。大谷にしても、5月25日のレンジャーズ戦で放った打球がフェンス手前で捕球されたり、5月31日のヤンキース戦はアーロン・ジャッジにセンターへの大飛球をジャンプ一番キャッチされていた。どちらも、去年までのボールだったらスタンドインしていた可能性は高い。

 ただ、ボールが飛ばなくなったのはどの打者にとっても同じ。そのことを差し引いても、今季の大谷はいまひとつ爆発力に欠けている点は否めない。

【動画】圧巻の2打席連発! 大谷翔平の“爆発力”が見たい
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