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敵将も脱帽した大谷翔平の二刀流。米メディアはMVPレースでの“再浮上”を指摘「ジャッジの逃げ切りは不可能」

THE DIGEST編集部

2022.06.12

猛烈なペースで本塁打を量産しているジャッジ(左)。彼は今季のMVPの筆頭候補だが、そのレースの独走は大谷(右)が許さない(!?)。(C)Getty Images

猛烈なペースで本塁打を量産しているジャッジ(左)。彼は今季のMVPの筆頭候補だが、そのレースの独走は大谷(右)が許さない(!?)。(C)Getty Images

 苦境にあったチームの救世主となった。現地時間6月10日に本拠地で行なわれたボストン・レッドソックス戦で、“リアル二刀流”による出色のパフォーマンスを見せた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)である。

 14連敗中だったチームを泥沼から救い出した。「2番・DH兼投手」として先発のマウンドに立った背番号17は、7回(100球)を投げて4安打1失点、6奪三振の力投。打っては自らが1点を失った直後に迎えた5回の第3打席に値千金の2ランホームランを放って見せた。

 敵将のアレックス・コーラが「マウンドでも打席でも、これだけハイレベルにこなし続けるというのは、驚くべきことだ。本当に非現実的だ」と脱帽する圧巻のプレー。あらためて、日本だけでなく世界が彼の千両役者ぶりを目の当たりにした。

 無論、アメリカン・リーグのMVPレースにおける期待値も高まっている。米スポーツ専門メディア『FanSided』は、レッドソックス戦における大谷について「依然としてレースの脅威であることを圧倒的なパフォーマンスで知らしめた」と強調した。
 
 目下、ア・リーグのMVP最有力候補は、ニューヨーク・ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジだ。米ベッティングサイト「WynnBET Sportsbook」などのオッズでも、今季66本ペースでホームランを量産している30歳のスラッガーが推されている。

 だが、同メディアは「今のままジャッジが逃げ切ることは不可能だ」と主張。そのうえで、今季の打撃成績では12本塁打、34打点、打率.247とややスランプ気味の大谷には、「大いなる可能性がある」と指摘した。

「今季の二刀流スターの投手としての数字も少し落ちているが、この木曜日のレッドソックス戦で見せた図抜けたパフォーマンスによって、大きく飛躍する可能性をいつも秘めている。もちろん今年のオオタニには投打の両面で挽回しなければならない課題はあるが、彼は誰にも真似のできないユニコーン(唯一無二の存在)だ。ちょっとしたパフォーマンスの向上でジャッジを追い抜いての受賞も可能となるだろう」

 やはり特大なポテンシャルへの可能性に期待せずにはいられない大谷。一挙手一投足に世界の熱視線が注がれるなかで、球界屈指の“偉才”はいかなるパフォーマンスを見せるのか。MVPレースの行方とともに注目は増すばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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