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敵エースを粉砕! 大谷翔平、182キロの弾丸ライナーで圧巻13号アーチ。米記者はサイクル安打達成に期待「これぞショウタイムだ!」

THE DIGEST編集部

2022.06.12

メッツの好投手を打ち砕いて、攻略した大谷。(C)Getty Images

メッツの好投手を打ち砕いて、攻略した大谷。(C)Getty Images

 2試合ぶりの一発は弾丸ライナーだった。

 現地時間6月11日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれているニューヨーク・メッツ戦に「3番・DH」でスタメン出場。5回の第3打席で13号2ランホームランを放った。

 今季7勝を挙げているメッツのエース級であるカルロス・カラスコから第1打席にタイムリーツーベース、第2打席にレフト前ヒットを記録した大谷。その相性の良さが活きた。
 
 マイク・トラウトがツーベースを放ち、1死二塁の好機で迎えた第3打席だった。カラスコの投じた初球、ど真ん中に甘く入った84.4マイル(約135.8キロ)のスライダーを強振すると、113.5マイル(約182.6キロ)の弾丸ライナーで飛んでいった打球は右中間スタンドにズドンと突き刺さった。2試合ぶりの豪快な一発はダメ押しとなる貴重な2ランアーチとなった。

 この試合で3打数3安打と打ちまくっている大谷には、現地識者たちも興奮気味に賛辞を送っている。

 米メディア『The Athletic』などに寄稿していたブレント・マグワイア記者が「今日はトラウトとオオタニがそれぞれ本塁打を打って、エンジェルスが勝っている。これは楽しい試合だ」と綴れば、米老舗スポーツ誌『Sports Illustrated』は「これぞショウタイムだ!」と熱狂的に記した。さらに米放送局『FOX Sports』のアナリストであるベン・バーランダー氏は、スリーベースヒットがでれば、サイクルヒット達成なる大谷に「まだ6回だ」と期待を寄せた。

 相手の失投を見逃さずに、一振りで観客を沸かせた大谷。ここ3試合で11打数6安打2本塁打と調子を上げている。

構成●THE DIGEST編集部
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