6月7日、大型連敗の責任を問われて電撃解任されたエンジェルスのジョー・マッドン前監督。解任時の悲しいエピソードが明らかになった。
ESPNのティム・カークジアン記者によると、マッドン監督は12連敗を喫した後、思い切って髪型をモヒカンにした。ゲン担ぎと沈滞ムードのクラブハウスを盛り上げようという意図からだった。
だが、選手たちはモヒカン姿のマッドン監督の姿を見ることはなかった。髪型を変えたまさにその日に解任されてしまったからだ。
大胆な守備シフトや満塁での敬遠策など型破りな采配で知られるマッドン監督だが、選手たちとのコミュニケーションでもたびたび独創的な方法を編み出していた。
レイズやカブス監督時代にはオウムやペンギン、ニシキヘビ、フラミンゴなどの動物をクラブハウスに連れてきて選手を驚かせていた。また、メキシコ音楽のマリアッチをクラブハウスに招待して、選手たちの前で歌ってもらったこともあった。この時は、選手全員がバンドの演奏に合わせて合唱するなど大いに盛り上がったらしい。
マッドン監督は以前、こんなことを言っていた。
「誤解されがちだが、一生懸命やっていないから不振になるわけじゃない。ただ、うまくいっていないだけなんだ。だから、ちょっと変わった方法を試してみようというわけさ」
今回もマッドン監督は同じ思いだったに違いない。ただ、一歩遅かったようだ。
構成●SLUGGER編集部
ESPNのティム・カークジアン記者によると、マッドン監督は12連敗を喫した後、思い切って髪型をモヒカンにした。ゲン担ぎと沈滞ムードのクラブハウスを盛り上げようという意図からだった。
だが、選手たちはモヒカン姿のマッドン監督の姿を見ることはなかった。髪型を変えたまさにその日に解任されてしまったからだ。
大胆な守備シフトや満塁での敬遠策など型破りな采配で知られるマッドン監督だが、選手たちとのコミュニケーションでもたびたび独創的な方法を編み出していた。
レイズやカブス監督時代にはオウムやペンギン、ニシキヘビ、フラミンゴなどの動物をクラブハウスに連れてきて選手を驚かせていた。また、メキシコ音楽のマリアッチをクラブハウスに招待して、選手たちの前で歌ってもらったこともあった。この時は、選手全員がバンドの演奏に合わせて合唱するなど大いに盛り上がったらしい。
マッドン監督は以前、こんなことを言っていた。
「誤解されがちだが、一生懸命やっていないから不振になるわけじゃない。ただ、うまくいっていないだけなんだ。だから、ちょっと変わった方法を試してみようというわけさ」
今回もマッドン監督は同じ思いだったに違いない。ただ、一歩遅かったようだ。
構成●SLUGGER編集部